詩人:曼珠沙華 | [投票][編集] |
わたしの子宮に
響かせてよ
波みたいに振動を
伝わらせてね
呼吸まで一緒になって
ずっとふたりで
いられるんでしょう?
恋人?
セフレ?
わたしの希望は勿論よ
曖昧な愛欲
わたしの咽喉に
突き刺してよ
秤にかけないでよ
何が気に入らないって
据え膳食わねば的な
所が気に入らないのよ
浮気性な所もね
わたしを気持ち良く
騙すんでしょう?
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いつか恋は無くなるの
貴方の背中に
問い掛けてみる
不安は一人じゃなくて
別々の
二人だからなのね
暖かい陽射しは
公園の麗らかな上機嫌
いつか来る
淡い未来を象徴したの
囲まれてる要素は
一歩間違えば
別れの前兆になるけど
崖のない平原にいると
信じていたいね
握りかけた手を見て
鼓動が高鳴ってく
歩く速さに合わせて
遠くに行く瞳に
必ず私を映してね
嫌われるのが怖くて
逃げてばかりいたら
一言でも大事な
貴方のやさしさ
聞きもらしてしまうね
影響として
愛情として
隣にいるのは貴方
間違う事なくキスして
甘い未来を象徴したの
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馬鹿だと
思ってるんでしょ?
恋愛人生の私を
何度でも
失敗を繰り返す
学習のない女
貴方の勉強をするわ
予習も復讐もするわ
置いていかれるのは
いやなの
ついていきたいから
いつも優先したいのよ
恋愛成就
恋愛上手
誰の為の努力かしら
貴方の勉強をするわ
補習も講習も受けるわ
これといって
何の取り柄もない私
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たぐりよせた赤い糸に
夜桜が散って流れる
人々の荒々しさに
出会い橋の山麓に
貴方を刻み込みました
照らし出された春は
平安色の貴族
優雅な心地よさに
酔いしれていました
当時は四季以上に
尊く綺麗なものなど
なかったでしょうに
今の私達ときたら
なみだがこぼれます
貴方は
共鳴してくれるかしら
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せめて君だけは
とか
せめて自分だけは
なんて
思うような貴方なら
こんなに好きには
なれないわ
『二人』を考えてね
『一人』を優先する
なんていやよ
『二人』の幸せを
思うのなら
『二人』の不幸だって
幸せでしょう?
口にだして
一緒に死のうと
言ってよ
置いていったら
許さないから!
許さないから!
ここは住みにくいだけ
私と貴方の間に
重力が別々に
私←〇→貴方だから
せめて彼岸で
せめて彼岸でね
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服を選んでね
居ない寒さで震えてね寝物語を聞かせてね
遅れて行くから
待つ身の辛さを
あなたは知ってね
似合うよと言ってね
居ない寒さで凍えてね大事な話を聞いてね
私がお茶を入れても
あなたは濁すのね
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もう君は
昔のままじゃ
いられなかったんだねあの頃のようには
いられないんだね
それは悲しい
事かもわからないけどこんな気持ちに
させる事だけは
確かだよ
いつも笑う
みんなが笑ってるから右へならえで
ついて行こう
気がついたとき
ひとりぼっちでいる
君を置いてきたのか
置いてこられたのか
わからないまま
わからないまま
忙しく
抵抗しつつ生きているこれは
淋しい人生なのかもと思いながら
捨てきれない
忘れられない
君は今どこに
ひとりでいるのかな
声も身体も
はじけていた
過去に行きたい
過去に生きたい
すぐそばに
いる人は決まっている懐かしんでいる
焦がれている
君がいれば
君がいれば
できない事は
何もないと信じていた断言できていた
若かりし強き愛情故にまっすぐで無敵だった想いの目盛りは
振り切れていたから
もうこんな事は
ないと思う
あってはいけない
君だけにしたいから
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わたしの病名を
言わないで
勝手に病気にしないで貴方にはわからない
複雑な思いが‥
難攻不落の城のよう
かえりみれば‥
ホタルの光が
わたしには見えない
話を聞かないでと
質問にも応えないわ
タカの爪が刺さるのよ下界でウロウロする
いつも狙われてる
わたしを誰も救えないたすけて‥
鉄格子の隙間からは
あまりに綺麗なお月様貴方
粉々になって
ここから出たいわ
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宗教って差別だね
だって
神や教祖とかが
いるんだもん
差別が
なくならない筈だよね気付いても
いないんじゃね
「何を
させようとするの? やめて!
わたしを
利用しないで」