今日の放課後。


誰かが廊下を駆けていく足音。

教室のざわめき。

横から心地良いそよ風。

遠くから剣道部の掛け声。




この光景も今年で終わり。

当たり前が当たり前じゃなくなる。

なんとなく泣きそうになる。

…ほんとに泣いたりしないけどね。




難しいけれど
残された貴重な『今』をもっと満喫できたら、

きっと、振り返って満足できる『今』になるんじゃないか？

振り返った先の自分が頷いた気がした。

恋に溺れると



底なし沼に
埋まっていく



体も心も

そういえば
支えてくれたのは
いつもあなたでした。


あなたが居たから
前に進もうと一歩、
踏み出せました。


あなたは
いつもその真っ直ぐな心で、
挫けそうになる私を、
こんな私を、包み込んで正してくれました。


私は何度も、


何度も救われました。


あなたの救いが私に何か決定的な物をくれました。


なんだか照れくさいけれど、


私はその真っ直ぐな心に憧れています。



だから

ずっと

一緒に居て下さい。

そんな日常。


損な日常!?


そんなことないよ。

毎日毎日の朝が

新しい
世界の始まり


今の世界に疲れたら
さっさと寝てしまおう

新しい世界が会いに来る

本当に自分の足で
歩いていたと
思うかい？


誰かに歩かされるのって
つまんねーだろ!?


『どこにでも行ける。』


その思いが
最強のパスポート。

暑い、


死にかけの俺に力を。

綺麗な家が欲しい。


綺麗な服が欲しい。


綺麗な髪が欲しい。


…。


…。


分かった。

綺麗な、心が欲しい。

これから
ドコへ行こうか？

目の前は真っ白だ。


何も無いんじゃない。


何でも、出来るんだ。

僕は騎士。


守る人が居るから騎士。