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風凛の部屋


[133] パッチワーク
詩人:風凛 [投票][編集]


終らない道を駆け出して
チョコをひとかけらかじる
最終列車でどこへ行こうと言うの

答える必要なんてないね
黒糸の重ね重ね
時計の針に引きずられて
どこへでも行けます


脆い世界を滑る最終列車
『お疲れ様』って挨拶なんかじゃないね
鎧を付けた私は違う
見せかけの明りが整列する街
黒糸は絶対なのに
もう何も面白くなんかない

今は何も考えたくない

2006/04/19 (Wed)

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