詩人:風凛 | [投票][編集] |
涼しい風がさわやかに回り込み、
葉が螺旋の舞踏会、
陽の光が明るい柱。
自分の部屋で過ごす朝。
基本的な休暇の一日。
朝食のあと。
大きなソファーでほっと一息。
おしゃれに紅茶をいれてみる。
やっぱり今日はレモンティーにしてみようか?
天窓からはスカイブルー。
まだ太陽は昇りかけ。
アナログ時計の秒針がゆっくりと歩いて行く。
時間は自分じゃ使いきれないほどある。
何かをする、と言っても焦ることはない、
ゆっくり積んでいけばいいのさ。
時間は私の種で、私の土だから、
ゆっくりと、しっかりと根を張っていく。
レモンティーに口をつけながら、
ラジオをかけてみる、
これはこれで良い。
今日は一日、
ラフでいよう。