詩人:ゆん | [投票][編集] |
とことこと歩くぼく
すたすたと歩くきみ
お日様が笑ってるみたい
あるこう あるこう
遠くまで行こうよ。
ねえ きみそんなに急がないで
歩幅をあわせて
あるこう あるこう
歌うのもいいかもね。
笑うのもいいかもね。
とにかく手を繋いでゆっくり歩こう。
ほうら花がさいてる。
うふふ☆
詩人:ゆん | [投票][編集] |
あざやかな夕日がとても素敵で
ずっと見とれていたんだ。
昼でもなくて夜でもないその中間の時間帯に
少しだけきせきを見たような気がする。
地球に絵の具をこぼしたみたいに
オレンジに染まってく
ひとりぼっちの帰り道
時計が止まって欲しかった。
詩人:ゆん | [投票][編集] |
恐くてぼくは必死で逃げた。
暗くて何も見えない道をたくさん走って逃げた。
でもまだ追い掛けてくるんだ。
逃げても逃げても
淋しいや悲しいからは逃げられないよ。
ぼくは温かいが欲しいのに。。
温かいきみへの逃げ道を探してるんだ。。。
詩人:ゆん | [投票][編集] |
ふれ〜ふれ〜
がんばれって言葉だけじゃ
がんばれないかもしれないけど
いつも応援席からぼくは見てるよ。
ふれ〜ふれ〜
ぼくがきみの応援団長
ゴールなんてないかもしれないけれど
きみの夢まで走れるように
この声で背中を押すからね。
ふれ〜ふれ〜
ふれ〜ふれ〜
ふれ〜ふれ〜♪
詩人:ゆん | [投票][編集] |
真っ白な雪の朝ですね。
真っ白な真っ白な世界ですね。
真っ白な真っ白な真っ白な吐息ですね。
真っ白な真っ白な真っ白な真っ白な恋人ですね。
誰にも汚されたくない
誰にも染められたくない
そんなピュアなものを守ってあげたい。
うんとですね。
ずっとですね。
詩人:ゆん | [投票][編集] |
まるで野良犬や捨て猫みたいに
ブルブルと震えながら
段ボールの小屋の中で
北風や氷雨から自分の体を守ってる。
誰も迎えに来てくれなくて
月明かりの夜に寒さをしのいでいたんだ。
眠ると死んじゃうから
わざと頬をつねったり
どうして生まれてきたのかわからなくて
ずっと泣いていたよ。
家族のだんらんとか
温かいシチューの味を思い出して
せめて想像の中だけでも幸せでいたくてさ。
早く朝が来て欲しかったんだ。
詩人:ゆん | [投票][編集] |
頬を膨らませて
ふ〜って消す灯り
二人でキャロルを聴きながら
キャンドルを消したよ。
メリークリスマス。
ねえサンタさん
ぼくに素敵な夜をプレゼントして。
きみに忘れられないトキメキを運んできて。
特別で祝福の夜のパレード
街の明るいムードにつられて
とことん酔ってもいいから
盛大に乾杯しようよ。
しゃんしゃんと鈴の音を響かせて
トナカイがやって来たよ。
メリーメリークリスマス。
詩人:ゆん | [投票][編集] |
少しの感謝とか
小さな親切とか
忘れちゃいけないもの
偉くなんてならなくてもいい。
前を歩いてる人がハンカチを落としたら
拾ってあげよう。
振り向いてもし泣いてたら
涙拭けないじゃん。
ね。
できないことは多いけど
ぼくにもできる大切なこと。
詩人:ゆん | [投票][編集] |
学校をずる休みして
年の離れた妹と遊んでた。
妹がかわいくてかわいくて
目に入れたら痛いけど
ずっと飽きずにあやしてた。
ぼくのこと
「あんち」って呼ぶ妹。
今よりもさらにちっちゃい頃
「あんちゃん」って言えなくて
そうなったのが由来みたい。
ぼくもなにげに気に入ってたりして。。
妹はよく転んだり
どこかから落ちたりして
決まって額にガーゼが貼ってあった。
頭大丈夫かな?なんて
将来が心配になった。
今でもその頃の写真は
額にガーゼ。
今では育って
少し大きくなった妹。
頭は…良いとは言えないかな。。
妹よ
そのままでいいから
素直に成長して下さい。
あんちも頑張るよ。