詩人:みどり | [投票][編集] |
嫌なものだけを集めた結果、あたしは嫌な奴になった。
唾を吐き、走りだす。
目指すものが無いのだから、ゴールなんて無い。
正直、何から逃げてるのかも分からない。
呼吸が乱れ、足がもつれ、感覚が無い。
でも、止まることは許せなかった。
何かに追われている。
時間だろうか?
アイツだろうか?
社会だろうか?
…自分だろうか?
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男も女も
ど〜でもいいわけで
子供も大人も
ど〜でもいいわけで
年下も年上も
ど〜でもいいわけで
私という人間は
君という人間を
好きになりました
君が男か女か
関係ないよ
君が子供か大人か
関係ないよ
君が年下か年上か
関係ないよ
君とキスしたい
君と愛し合いたい
君と繋がりたい
と、いうよりは
君と残りの人生を
共に過ごして
君と残りの時間を
共に感じて
君と残りの全てを
共に、共に、共に
これは多分恋じゃない
じゃぁなんでしょ?
私にも分かりませんよ
愛を感じて
愛を伝えて
愛を深めて
私は君が大切。
分かるのはそれだけ
でも、今は
それで充分だと想う
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もうやめよう
自分の弱さ隠すために相手を傷付けるのは
もうやめよう
自分も相手も傷付くだけのことは
自分が守りたいモノは何だったの?
自分から逃げて、相手から逃げて
何を守れたっていうの?
何もかも失っただけじゃないか
恐れてたんじゃ、全て消えてゆくよ
残るのは悲劇のヒロイン
そんな自分に酔ったフリして逃げ回る
自分から悲劇の道を選んだヒロインなんて
見るに耐えない
悲劇のヒロインが輝くのは、喜劇を求める姿
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私は上手く人間やれてるのかな?
この馬鹿デカい人間の巣の中で上手く人間こなせてるのかな?
人間嫌になったって何処に逃げればいい?
何処まで行っても、何処まで行っても、何処まで行っても
食物連鎖の王者の住処
終わりのない欲の食べ残しが世界に散らばって
地球の顔が見えなくなった、埋もれてく
お見事!!悪趣味なお城が出来上がる
その気はなくてもみんなで作ったお城です
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詩人の部屋は
色んな魔法使いと
色んなジュモンが
溢れる部屋
みんな思い想いの
手作りジュモンを
唱えてる
可愛いジュモン
悲しいジュモン
面白いジュモン
素敵なジュモン
苦しいジュモン
幸せなジュモン
私は魔法にかけられて
勇気が出たり
元気になったり
感動したり
悲しくなったり
笑ったり
幸せな気持ちになったりする
私もジュモンを唱えるよ
自分の為に
君に魔法を
かける為に(笑)
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僕等の真上を
飛行機が飛んだ
衝撃だな
果てない青の中
飛行機が飛んでった
ちょっと待てよー
あんな重い鉄の塊が飛べるなら僕等の方がきっと飛べるだろ
僕等は飛ぶ
靴を脱いで
疑念を脱いで
理屈を脱いで
世界を脱いで
僕等は飛ぶ
三秒間
その時間はとても長く、短くも感じられた
三秒間
この時間は時空を超えていつか大人になった僕等に届くだろ
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退屈な映画は
望まない
嫌いな映画は
今もまだ
残ってる
ホコリをかぶりながら
存在しているよ(生きているよ)
スクリーンから
感情こぼれてるから
無からは鼓動が
聞こえなかった
君の腹から吐き出された『嫌い』
あの時は あの頃は
存在していた(生きていた)ワカラズヤ
最近の天気は
分からない
星なんてふらない
言葉なんてふらない
ホコリさえも
ふらなくなった
君のスクリーンから他界したワカラズヤ
君の心から吐き出された『嫌い』
あの時の あの頃の
天気は確かに
ホコリがふっていた
ワカラズヤは一人
ホコリを探し続ける
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理屈が好きだった彼は
なんでも
理屈で考え、答えた
そんな彼に
愛を
語ってもらった
彼は見事愛と言う
見えないものを
理屈で答えてみせた
でもそれは
彼の本心じゃないと、
思うんだ
何故なら
彼は涙を流していたから
理解するのと
納得するのが
違うように
彼は最後に言ったんだ
それでも
人を
愛さずにはいられない
と、、、。