| 詩人:みどり | [投票][編集] |
残りわずかになると
輝きだす
残りわずかになると
大切にしたくなる
人間は
同じものが
もう手に入らないと
知ったとき
その価値を認め始める
なのに
何故
大切にしてこなかったのだろう
最初から
一つしかないのに
こんなになるまで
人間は削ってきたんだ
宇宙にたった
一つしかない
地球 を。
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僕はウィルス
星を食べ尽くす
僕はウィルス
地球は美味しい
僕はウィルス
次は月を食べるんだ
地球は
人間という名の
ウィルスに
殺される
僕等、人間
小さくても
一人、一人
集まれば
最強なのだ
だから
地球を治すことも
出来るんだ
僕は母を、父を、
殺したくない
人類皆兄弟!!
キレイゴト
なんかじゃない
真実だから
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私はオシャレな人に
なりたいんじゃなくて
自分のファッションを
愛せる人になりたい
私は綺麗な顔に
なりたいんじゃなくて
自分の顔を
愛せる人になりたい
私は皆に愛される人に
なりたいんじゃなくて
自分を
愛せる人になりたい
他人に
どんなに愛されたって
自分で自分のことを
愛さなきゃ意味がない
自分の嫌な所
数えきれない程ある
そんな所も
全部含めて愛したい
自分に恋してるみたい(笑)
要領よくて
皆に愛されて
完璧な人
そんな人より
まわりに流されないで
自分の信じる道を
ひたすら進む
堂々と
こんな人の方が格好良い
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こないだ
アイツにフラレタ
でも泣かなかった
おととい
友達に裏切られた
でも泣かなかった
さくばん
大切な仕事を失敗した
でも泣かなかった
きょうは
帰り道雨が降ってきた
ずぶ濡れになった
なんだか切なくなって
泣き出した
なにが悲しくて泣いてるのか分からなかった
自分のことなのにね
いままでのことが
走馬灯のように
心の中
駆け回って
ああ 私悲しかったんだ
なんて
今さら気付いて
雨のなか声をあげ
涙を流した
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彼女は寂しがりや
僕の腕枕が好きらしい
彼女はたまに
僕を試している
わざと僕から離れて
寂しそうに鳴くんだ
ニァー ミニャー ニャオ
僕は彼女の名前を呼ぶ
すると彼女は
急いで走ってくる
そして僕の顔を覗き込む
甘えん坊め
デコピンをしてやった
その時の驚いた顔が
可愛くて 愛しくて
彼女はどうして猫なんだ?
僕は彼女に恋に似た感情を感じているのかもしれない
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外に出なくちゃいけなくなるまで
後、1時間。
そろそろ準備を始めないと遅刻する
大金なんていらない
贅沢もいらない
時間が欲しい
自由が欲しい
生きていけるだけの
金を稼ぎに
外へ出ていかなくては
もう少し
もう少し
何もしていない
この時間が
私には必要なのだ