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響の部屋


[85] 猫。
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ほんの一瞬..


 キミゎ
飛び出した  。

いつもなら
おこたに
丸まって
寝てるくせに

いつもなら
外なんてヤダょ。
だって
寒いんだモン
って顔して
窓を開けようとする
僕を
睨み付けるくせに


どうして今なの?

ゴミを出そうと
ドアを
開けた瞬間
キミゎ
飛び出した。


真っ白の
ジュウタンに
真っ赤な
桜が咲く

ナンバー
××-××。
運転手ゎ
回りを見渡して

走り去った。

僕の姿が
みえなかったのカナ


『 ミーミー..』
体中を
真っ赤に染めて
僕を呼ぶ。

なんて
情けない顔。

いつもゎ
僕をこ馬鹿に
したよーな顔
してるのに


涙が溢れて
キミが
見えない。

『 ミーミー..』

うん
分かってる

分かってるよ。

だから
もう少し
僕の腕の中にいて
キミの
体温が
冷めていくマデ



だめだ.....。
これ以上

  書けない 。

2007/02/25 (Sun)

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