詩人:葉月 麗奈 | [投票][編集] |
そんなんじゃなくていい…
私は私なんだから…
特別なんていらない…
私は私でいることが誇りだから
綺麗な華じゃなくていい…
広がる空でなくてもいい…
貴方に見初められる華じゃなくてもいい…
私は私が誇りだから
両手を空に翳し
私は誓う
「誇り」を胸に抱き
今日も生きてゆく
詩人:葉月 麗奈 | [投票][編集] |
私は石ころになりたい
蹴られたり流れたり落ちたり投げられたり
自分だけの道を超えて
自分だけの形になる
小さくなりながらも
決してなくなることのない自分
それは私達に一番たりないこと
詩人:葉月 麗奈 | [投票][編集] |
狭い所が好きなんだ
暗い場所が好きなんだ
人混みなんて煩わしくて
ただ暗い部屋にいるんだ
それが僕の幸せなんだ
誰も立ち入ることなんて出来ないんだ
この暗い部屋で一生幸せに暮らすんだ
そしてこの暗い部屋で幸せを感じて死んでいくんだ
幸せの価値観なんてみんな違うもの
だから誰にも邪魔させないんだ
僕はここで死んでいくんだ…
詩人:葉月 麗奈 | [投票][編集] |
此の空を今も見つめてる
貴方と出逢ったあの丘で
此の空に今も問い掛ける
あの頃の夢
此の空に今もただ一人
貴方を信じる悲しさを
抱きしめて今も夢を見る
帰らぬ貴方のため
此の空を今も見つめてる
一人で肩を震わせて
永久に見る夢と知りながら
貴方を信じて
突然貴方は消えてしまった
何時からか二人で居る事に馴れてしまった私
今日は何を抱きしめて眠ればいい?明日も…
此の空を信じる
勇気を下さい…
詩人:葉月 麗奈 | [投票][編集] |
ずっと思う
時間の流れは残酷で
大切な記憶を流していく…
どんなつまらない記憶だろうと
どんなに大切な記憶だろうと
無意味に全て流してゆく…
貴方と出逢った春の図書館
隣に座る勇気なんてなくて
2つ離れた向かいに座る
適当な本を片手に
貴方を眺めている時間が楽しかった
その春の最後の日
貴方は素敵な女の人と
手を繋いで歩いていたね
涙が止まらなかった
ずっと思う
時間の流れは残酷で
大切な記憶を流してゆく
それでも今は
その流れに身を寄せて
ただ忘れることを願います
いつだっただろう…
今も図書館を見ると思い出す…
全てが流れてしまった今でさえ
貴方ことが胸を駆け巡る
思い出より…記憶より…私は確かに貴方を愛してたから…
詩人:葉月 麗奈 | [投票][編集] |
ポロリポロリ
涙が落ちるのは
街並みが変わったからでしょうか?
ポロリポロリ
足音まで泣いているのは
季節の風が私にとって向風
今も奏でる空のメロディが
あの頃を思い出させて
ポロリポロリ
涙が止まりません
今でも私にとって
大切な夢の一部
『貴方』という季節を
力いっぱい駆け抜けて
たどり着いた萱の外では
もう忘れているのかしら?
忘れてしまえなかったら
それでもいいんだ
ポロリポロリ
涙が止まらなくても
後悔はありません
貴方との思い出なら
後悔はありません…