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葉月 麗奈の部屋  〜 新着順表示 〜


[6] 『貴方』トイウ季節
詩人:葉月 麗奈 [投票][編集]

ポロリポロリ
涙が落ちるのは
街並みが変わったからでしょうか?
ポロリポロリ
足音まで泣いているのは
季節の風が私にとって向風
今も奏でる空のメロディが
あの頃を思い出させて
ポロリポロリ
涙が止まりません
今でも私にとって
大切な夢の一部

『貴方』という季節を
力いっぱい駆け抜けて
たどり着いた萱の外では
もう忘れているのかしら?

忘れてしまえなかったら
それでもいいんだ
ポロリポロリ
涙が止まらなくても
後悔はありません
貴方との思い出なら
後悔はありません…


2005/05/19 (Thu)

[5] 
詩人:葉月 麗奈 [投票][編集]

ずっと思う
時間の流れは残酷で
大切な記憶を流していく…
どんなつまらない記憶だろうと
どんなに大切な記憶だろうと
無意味に全て流してゆく…

貴方と出逢った春の図書館
隣に座る勇気なんてなくて
2つ離れた向かいに座る
適当な本を片手に
貴方を眺めている時間が楽しかった

その春の最後の日
貴方は素敵な女の人と
手を繋いで歩いていたね
涙が止まらなかった

ずっと思う
時間の流れは残酷で
大切な記憶を流してゆく
それでも今は
その流れに身を寄せて
ただ忘れることを願います


いつだっただろう…
今も図書館を見ると思い出す…
全てが流れてしまった今でさえ
貴方ことが胸を駆け巡る

思い出より…記憶より…私は確かに貴方を愛してたから…


2005/03/16 (Wed)

[4] 永久に見る夢
詩人:葉月 麗奈 [投票][編集]

此の空を今も見つめてる
貴方と出逢ったあの丘で
此の空に今も問い掛ける
あの頃の夢

此の空に今もただ一人
貴方を信じる悲しさを
抱きしめて今も夢を見る
帰らぬ貴方のため

此の空を今も見つめてる
一人で肩を震わせて
永久に見る夢と知りながら
貴方を信じて

突然貴方は消えてしまった
何時からか二人で居る事に馴れてしまった私
今日は何を抱きしめて眠ればいい?明日も…

此の空を信じる
勇気を下さい…


2005/02/15 (Tue)

[3] 密閉症候群
詩人:葉月 麗奈 [投票][編集]

狭い所が好きなんだ
暗い場所が好きなんだ
人混みなんて煩わしくて
ただ暗い部屋にいるんだ
それが僕の幸せなんだ
誰も立ち入ることなんて出来ないんだ
この暗い部屋で一生幸せに暮らすんだ
そしてこの暗い部屋で幸せを感じて死んでいくんだ
幸せの価値観なんてみんな違うもの
だから誰にも邪魔させないんだ
僕はここで死んでいくんだ…


2005/01/18 (Tue)

[2] 石ころ
詩人:葉月 麗奈 [投票][編集]

私は石ころになりたい

蹴られたり流れたり落ちたり投げられたり

自分だけの道を超えて

自分だけの形になる

小さくなりながらも

決してなくなることのない自分

それは私達に一番たりないこと


2005/01/16 (Sun)

[1] 私唄
詩人:葉月 麗奈 [投票][編集]

そんなんじゃなくていい…
私は私なんだから…
特別なんていらない…
私は私でいることが誇りだから

綺麗な華じゃなくていい…
広がる空でなくてもいい…
貴方に見初められる華じゃなくてもいい…

私は私が誇りだから

両手を空に翳し
私は誓う

「誇り」を胸に抱き
今日も生きてゆく


2005/01/15 (Sat)

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