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なごやん63の部屋


[4] あてなき道
詩人:なごやん63 [投票][編集]

歩いた

途方もない道のりを

風の音に震えながら

たそがれ時が過ぎた

夜の道

暗闇の道

あてなき道

あの時、出会った

優しいあのお方に

ただただ、お会いしたい一心で

でも、全くあてのないこと

あのお方が、お好きであった

あの歌を

口ずさみながら

夜が明ければ

日が昇り

スズメのさえずりに

耳を傾け

心を慰め

再び、あのお方を

探す迷宮入りの

旅路をただひたすら

なんのあてもないのに

2014/11/02 (Sun)

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