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ミドルの部屋


[110] 愛すべき透明人間
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騒いだら
誰かが救われるとは

限らない


言いたいことを
全て言い切り

待っていたのは
満足感

それとも
後悔と劣等感

或は焦燥


見ている人が
言葉を飲み込み続けてる

いつかの悪意に
変わらぬよう

必死に
目をそらしながら

口笛や鼻歌を
鳴らし

詩を書きながら



そんな貴方達が

私は


大好きだ

2006/01/31 (Tue)

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