詩人:nao | [投票][編集] |
赤い花
折ってきてはあなたに捧げた
少し茶色い肌によく似合う
美しいと思った
あなたの瞳が乾いて
あたしの涙が落ちた頃
思い出になってしまったんだね
呼びかける声
届かないけど
愛しすぎて
泣けて来ちゃったこと
あなたは知ってた?
気付いていたの?
本当はずっとあたし1人だったんだ
あなたに出逢えていろんな感情を知った
あなたが居なくてもここにいるからね
また会える日まで泣くのはやめるよ
まだあなたは悲しい目をしてるの?
何もかも見透かしてあたしを愛してくれた
さよなら
言えなかったけど
今でも愛してる
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暖かい体温
まだ覚えてる
しわくちゃのシーツにだって残ってる
なのにあなたは居ないんだね
最後にあたしの名前を呼んだのはいつだった?
もうあたしの名前を呼ぶことない
こんなにも悲しいなんて
こんなにも愛してたなんて
あなたは戻ってこない
遙か遠くへ
あたしの想いが届くといいのだけれど
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いつだって傍に居てね
あたしが悲しむ前に
抱きしめて欲しい
喧嘩したって
離れたくはないことを
分かって
あたしはまだ子供で
あなたに追いつくなんて無理
だけど離さないで
傍においてて
過ごした時間とか
違っていても平気
だって今隣にいるのは
他の誰でもないあたし
抱き締めてくれる
そんな時間を
大切にしたいなんて
甘いあたしを
笑って許してくれる
あなたがすき
この先
例え別れが訪れても
過ごした日々は永遠に
あたしの愛しいものになるから
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あなたのその手はあたしを守ってはくれなかった
いくら謝ってもあなたは許してくれなくてあたしを殴り続けた
いつまで続くの?
なにも逆らわないからあたしを愛してよ
ただあたしを愛して
あなたの前じゃあたしは人間ではないみたいで苦しくなる
当たり前のことが分からない
だって愛されてなんていなかった
あなたはひたすらあたしを追い込んで
あたしはあなたを愛すのをやめたの
初めて出逢った頃
あんなにもあたたかかった手
今はこんなにも冷たい
戻れるのなら───
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あたし達を繋ぐものはこんなにもちっぽけだったんだね。すれ違いなんてすぐに戻れると思っていた。いつの間にか気付かないうちにふたりの距離は離れ過ぎてたんだ。裸足であなたから逃げ出した日。あなたはあたしを迎えに来てくれたのに。信じていたあたしはただのバカ。変わってしまったから戻れない。こんなに悲しいのは愛していたから──?
出逢ったときは何も考えられなかった。ただ一緒に生きてくんだと絶望に似た気持ちであなたと居た。
いつから弱くなっていたの?あなたを愛し始めたときから?
支え合って生きてこうって言ったのに。あなたは確かにそう言ったのに。全て嘘だったなんて信じられないよ。
これから誰と生きていくの?あたしの知らない人ですか?
あたしと一緒に居たあの空間で誰かを愛すの?
あたしを忘れちゃうの?
考えられなかったこと。今現実にあたしに起きた。夢なんかじゃない。あなたはもうあたしのことを過去にする。あんなに近くに居たのに──。
背中の絵。忘れること出来ないよ。どうしたらあなたの体温を消せるの?約束なんていらなかったのに──。ただ傍に居て欲しかったのに。
もう伝えることすら出来ない。
あたしにあの壁は越えられないし待てるわけもない。
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伝わるものはあったのかな
少しでもあなたに愛されたくて必死だった
あたしはどんな言葉が欲しかったんだろう
あなたはどんな言葉を用意してくれてたんだろう
求めてももう意味ないのかな
もう届くことはないのかな
あなたを傷つけた全てのものがあなたの死を受けとめたの
本当は言葉なんて必要なかったのかもしれない
あたしはあなたが居れば幸せだったんだ
側に居れない悲しみ
もう会えない辛さ
意味のない言葉達があたしを縛り付ける
あなたのもとへゆけるのならあたしはここにどんな言葉を残すのだろう
あたしはあなたにどんな言葉を伝えられるだろう
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耐え抜く力が欲しい
あなたのもとで泣かない強さが欲しい
どんなに強がっていたってそれは弱さでしかなかった
あたしはいつの間に過去から逃げていたんだろう
気づいた時
大切な人はもう居なかった
きっと愛してた
愛されてもいたと思う
なのに失ってしまった
あたしはその頃からあなたに依存してしまったんだ
追い続けて勝手に疲れて
あたしは何がしたかったの
全て投げ出す前にあなたの気持ち考えればよかったのかもしれない
今側に居てあなたはあたしの何を見ているの
近い別れを感じ取ってるの
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なにがほしいの
あたしにいって
なんでもあたえてあげる
あなたのもとめるもの
もとめていたもの
あたしのこのてからあなたへ‥
わがままでいい
うけとめるから
あたしだけにみせて
あたしひとりに
あなたのえがお
ひとりじめできるなら
あたしなんでもやってあげる
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守り抜きたい
例えあたしのものじゃなくても
一緒に生きてゆけるのなら
あたしは全てを許すから
あたしを忘れないで
暮らした生活は綺麗ではなかったかもしれない
だけどあたしの中ではずっと輝く愛しいものになったんだ
あたしが先に死ぬの
認めてもあなたを残しては行きたくない
どうしたらいい?
どうしたら守り抜けるの?