詩人:nao | [投票][編集] |
どうでもいい
離せないなら
離さなくていい
傷付けて
捨ててしまいたいなら
勝手にすればいい
無関心にも
程がある
貴方を
誰より愛してたのに
悲しみが
溢れ過ぎて
感情が
麻痺していた
何時からか
理想を
語らなくなった
馬鹿げてる
本当
くだらない
貴方の名前
刻まれた
私の体は
泣いていた
逃げ場所なんて
無いと思って
諦めていた
苦しいんだと
叫んでは
眠るふりを
何度か
繰り返してた夏
思い出すのは
貴方の憎たらしい
笑顔だった
最後には
私を選ぶなら
初めから
私だけにすればいい
出来ないのなら
此処で
別れを
口ずさんでよ
涙色
ふと
思い返した
貴方が
泣いてた日のこと
私でさえ
見えなくなってた頃に
戻りたいの?
馬鹿な人
私だけ
愛してればいい
嫌いになれない
何故か不思議だけど
口数も
減ってきた
私達だけど
強がらなくても
良くなった
証なんだよ
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lovers' suicide
恋人達の
辿り着く場所
他の選択肢など
存在しなくて
有るのは
感情と
二人を繋ぐ
絆のようなもの
離れたくないと
硬く誓い合って
来世で
逢いましょうと
口付け
憧れるけど
実行してはいけない
哀しみが
残るだけ……
ねぇ
運命だというのなら
此処に来て
愛を囁いてよ
悲しみだけに
鋭くなりたいんじゃない
幸せを願ってる
生きてこそ
感じれる
そんな安らぎ
どんな恋人同士も
優しさを
忘れてはいけないの
上手くいかない
理想は
捨ててもかまわない
疲れる部屋に
戻りたくないのと同じで
思いやりがない
そんな場所には
居たくない
還る場所が何処であろうと
あたしは何も言わない
あなたの還る場所が
あたしと一緒なら
よかったのに
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有りとあらゆる
言葉
使ったのなら
大切な人
失わずに済んだ?
この世界の
誰を見ても
分かるはずない
大切な人
もう
居ないのだから
この世界に
あたしの
当て嵌まる
名前なんて無いの
前世とか
来世など
記憶無ければ
意味すら持たない
覚えていたいの
生きる限り
限界なんて
とっぱらってほしいの
無いものと
考えてもいい
夢見た大陸を
大切な人と
旅をしたかった
熱い陽射しに
真夏の海に
赤い髪と……
遇える約束なんて無い
あたしの名前など
無いのだから………
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止められない
体に入る瞬間
全て忘れられるの
幸せだと言える
続きはなくていいの
一瞬の為に
傷付いてもいいから
もっとちょうだい
あたしに
全てをちょうだい
胸に溢れるくらい
愛情を
食らう
吐きそう
勿体なくて
飲み込む素振り
笑顔を作れば
あなたも
頬笑む
絶好調で
やめないで
気が狂いそう
どうにかなっちゃう
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十分に
書き込める程の
大きさでは
なかったから
簡単に
好きと
さよならだけ
綴った
息が詰まる位
愛してた
言い争いなんて
らしくないよね…
意地じゃないの
今回だけは
未練は有るの
当たり前の様にね
突き放しても
磁石の様に
戻ってくると
思ってるの?
逆に
磁石の様に
あたしたちは
寄り添うことすら
出来ないというの?
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会えない時間が
愛しいものに変わる
そんな恋が
あたしはしたかった
あなたと居ない時間は
不安で
怖くて仕方なかった
暴落の始まり
だけどね
放埒なあなたを
愛していた
確かに
愛していたのよ
弱さに負けてしまったけど
仕方ないよね
年下のあたしは
支えてあげること
出来なかった
逃げる形でごめんね
微かに
あなたからの着信
期待しているけど
出れない様にしたのは
あたしだから
このまま
さよなら………
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思えばもう
2年が
過ぎようとしていて
喧嘩したって
不安では
なくなってた
次の日には
笑い合う
2人が
いつも居たから
安心してたんだね
別れを決意したのは
あたしで
愛さなくなったのは
あなたなの
女は
いつでも
いつまででも
愛を注がなきゃ
枯れちゃうものだから
あなたにだって
そうで居て欲しかった
例え
あたしの
egoだったとしても…
思い返すと
憎たらしい裏切りと
言い争いの日々
だけど
愛があったこと
あたし
分かってたよ
優柔不断で
はっきりしなくて
何処か頼りない
あなたを
あたし
1番愛してた
思い出にしなきゃ
あたし
前に進めない
本当は今でも
あなたとの未来
夢見ていたかったよ
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あたしの
名前を呼んで
間違えずに
あたしの
瞳を見てね
嘘をつかないように
どんなときだって
逃げたい日もある
逆らわずに
強がる必要ない
このまま
生きてたなら
あなたに
会うことも
ないのでしょうか?
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終わりを
愛しく感じるなんて
らしくないよね
どう思う?
待ちくたびれて
あたしは
何度も別れを選んで
結局この場所に居た
帰るべき胸があるって
本当に
素敵なことよ
例え
恋人ぢゃなくてもね
悲しんでばかりも
いられない
強くならなきゃ
いけない理由なんて
ないけど
弱さだけぢゃ
生きてけない
心にそう刻みなさい
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長い
時間の中
ただ
ひたすらに
あなたの名前と
あたしの過ちを
呟いてた
そんなあたしを
馬鹿だと言って
抱き締めてくれたのは
あなたでした
許さなくていい
いつの間にか
許されていたのは
あたしで
輝きくれたのは
あなたで
居心地いい場所が
出来ていた
あたしはもう
孤独に怯えなくてもいい
君もいつか……
そんな場所を見つけて