詩人:nao | [投票][編集] |
越えてみようとは
思わなかった
だってあたしはあたしだしね
無理に覗いたあちら側はひどく冷めきっていて
ただ悲しいだけだったよ
誰が言ったんだろう?
あちら側は幸せなんて
あたしには悲しみが漂っていてよくは見えなかったけど
誰も笑っては居なかった気がするよ
君の言う幸せが此処にないのならば旅立てばいい
誰も止めないよ
あたしだって背中押しちゃうからね
本当の答えなんてないかもしれないけど君の言う幸せはちゃんと此処にあるのだから認めて欲しいよ
涙など流さずにちゃんと見て欲しい
感じるものがちゃんとあるはずだから目を閉じたままでもいい
早く気付くといいけど
あたしにだって悲しみがあることを忘れないで