詩人:CAK | [投票][編集] |
ずっと焦がれていた
ふしだらな母よりも
大きな愛で ねぇ、マザー
飛べる気がした
わたしは空と溶け合った
何も言わずに受け止めて
そっとわたしを抱きしめた
ずっと逢いたかった
姿の見えない母よりも
命を吹かす ねぇ、マザー
醒めなかった
ここは夢だと思っていた
夜空のマントを纏って
見知らぬ街へ逃げ出した
ねぇ マザー
ねぇ マザー
わたしは大人になりました。
社会にも
違和感なく染まっています。
ねぇ マザー
ねぇ マザー
時折、心が、震えるの
醒めなかった
ここは夢だと思っていた
夜空のマントを纏って
見知らぬ街へ逃げ出した
ねぇ マザー
あの日の愛で壊して欲しい
あの日の愛で壊して欲しい