詩人:choco | [投票][編集] |
苦しんだんだね
つらかったんだね
悩みが言えない代わりに
増えていく
あなたの白い腕に
真一文字の赤いきずあと
最初はなんで
自分を傷つけるのか
理解してあげられなくて
あなたをしかってしまった
ごめんね 気付けなくて
わたしになにが出来るのか
わからないけど
そばにいたい気持ちは
絶対変わらないから
少しずつでいいよ
あなたの苦しみを
わたしにぶつけてほしいんだ
あなたが嫌がっても
わたしはそばにいるから
偽善者でもなく、上辺の付き合いでもない
出合ったからには
真っ正面からしっかりと
付き合いたいんだ、あなたと。
仲良くしようなんて、言わないけど
ぶつかり合おう。
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あの子は好きだから仲が良い
あの子は嫌いだから仲が悪い
彼は仕事が出来るから頼れる
彼は仕事が出来ないから頼れない
彼女は気が利くから憧れる
彼女は気が利かないから憧れない
あの人は傍にいてほしいから連絡をとる
あの人は傍にいたくないから連絡をとらない
こうして気付かないうちに
取捨選択している
取捨選択されている
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あの時間が懐かしい
彼のアパート
2つのマグカップ
熱がこもったベッド
あの時間に戻りたい
彼にするマッサージ
頭を撫でる彼の暖かい手
冗談まじりの甘いキス
あの時間が愛しい
あの時間が欲しい…
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キミが余裕な表情で
運転する姿を
隣で盗み見する幸せ
キミと並んで買い物し
あーだ こーだと
会話する楽しみ
年上のキミが
子供みたいに
じゃれてくれる時の
温かさ
アイスをわざと
別の種類頼んで
食べ比べする贅沢さ
どれもこれも
キミとだから
格別に感じるんだよ
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さぁっ
秋風が吹きました
今年もまた
秋の訪れを知らせて
もらいました
あなたも
どこかで この
心地よい秋風を
感じているのでしょう
また 秋がやってきますね
お元気ですか?
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あの日に起きたこと
甘い時間
愛しい言葉さえ
忘れるから
心を見抜くような
おっきな二重の眼も
純朴な黒髪や
優しい手のぬくもりだって
忘れるから
忘れるから
今度は 今度こそ
あなたの彼女を
幸せにしてあげて下さい
もう 2番目がいい
なんて言わないから
忘れるから
ばいばい
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漆黒の毛並みをした
上品な雄猫
闇のような瞳をして
私を誘惑するの
深紅の舌をぺろり
ほんとは
誰のための毛繕いなのか
飼い主を定めない
黒猫は
気まぐれに構う
今度はいつ
私とじゃれてくれるのか
黒猫の魅力に堕ちた私を
嘲笑うかのように
高鳴き ひとつ
今日も私の切なさを煽る
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君の電話はいつも
絶妙なタイミングだよ
どこかで見てるのかってくらい
私が悩んでるときに
すぐ連絡くれるよね
住居は離れているのに
心は近くて
すごく救われてます
沢山 ありがとう
男と女でも 年の差があっても
こうして
心を通じていられるから
安心して話せる
すべてをさらけ出せる一番の親友
悲しいことは半分こ
嬉しいことも半分こ
知らないことは教えっこ
飾らない君が 心底大好きで
なによりも誇りです
君のためなら 私は全力で―――。
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今日聞いた 悲しい言葉
『ボクは産まれてこなきゃよかったんだ』
『ボクはボクがキライなんだ』
8歳が口にするには
あまりに重くて暗いシグナル
人はみな 1度は
なぜこの世に
生を受けたのか
考える時がくるとしても
あまりに早熟な悩み事
上手くは伝えられないけれど
誰だってそう
産まれなきゃ良かった人なんて いないんだよ
キミが産まれてきたから私はキミと出逢えた
私はキミが大好きだよ
そう言って ただ小さな体を
抱きすくめるしか出来なかった
ごめんね 小さなココロで そんな悲しいことを考えさせたのは
きっと周りの大人たち……
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高級ブランドのお財布なのに
中身はスカスカ
これと同じように
見た目は立派なのに
中身はからっぽな人間
見た目も大事だけど
中身があってこその
外身ですから
まずは中身を充実させたいですね