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ねぇ かまってよ
仕事ばっかり
散歩もしてくれない
ねぇ 遊んでよ
前はあんなに
なでなでしてくれたのに
ねぇ ねぇ
寂しいんだよ 切ないんだよ
ご飯だけくれたって
愛をくれなきゃ意味がない
わたしはこんなに
想っているのに……
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欲を言えば
あなたと毎日連絡したい
欲を言えば
あなたと会える時間が欲しい
欲を言えば
友達以上に想われたい
一番の欲は
出来る限りあなたの近くにいたい
わかってるよ
あなたの中には 他の想っている人がいること
それでもいい
苦しさ紛れにすがって欲しい
独りだなんて想わないで
あなたに必要とされるなら
どんなカタチでも
近くに居られることが
今一番のわたしの贅沢だから
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今なにしてんだろ
話したい
声が聴きたい
そう想うたびに発信画面にするけれど
相手の時間を奪ってしまう事を思うと
出てくれるかわからない電話をかけるのが
たまらなく怖い
発信ボタンさえ
押してしまえばかかるものなのに
いろんな気持ちが制御して
また今夜も
かけられない電話
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『またね』
次に会う約束を
なんとなくしたようで
『さよなら』
悲しい言葉より好んで使う
『またね』
でも、あなたは寂しげに微笑む
次はないかもしれないって
ほんとは私もわかってるんだ
あなたに会えることが
もしかしたら最後かもしれない
それでも知らないフリして
笑顔で言う
『またね』
相手に言っているようで
自分に言い聞かせるように
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[ういこい]はね
初い恋とも
憂い恋とも
読めるんですって
初恋ほど
爽やかで甘酸っぱく
一生懸命な
想いはないでしょう
けれど
知らなかった不安な気持ちや妬みを感じ
憂う恋にもなりましょう
それが 初恋というもの
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あなたの手はおっきいね
しわしわで傷だらけ
でも、温かい
私の知らないあなたの過ごした年月が
あなたの手で語られる
沢山苦労して
涙を拭った手
沢山喜んで
打った手拍子
あなたの生きてきた証
あなたは自分の手を
見窄らしい老人の手だと
蔑んだけれど
私はあなたの手が
大好きです
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気づいたら近くにいて
私のことを理解してくれた
いつだって
『味方だよ』って背中を押してくれて
たまに
心から叱ってくれて
男だからとか女だからとか
年上だからとか年下だからとか
関係なしに、1人の人間として
接してくれた
親友以上のあなた
恋人未満のあなた
大切なあなた
今は離れているけれど
また手作り果実酒を呑みながら
笑って 泣いて 語り明かす夜を過ごすのを
楽しみにしてるね
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疲れてませんか?
得意なマッサージをしてあげましょうか?
ええ、あなたが喜ぶのなら
私はそれが幸せです。
悩みがあるんですか?
浮かない顔をさせている原因を
私でよければ話してはくれませんか?
ええ、あなたがすっきりするのなら
私はそれが嬉しいのです。
恋をしていますか?
あなたに好かれる幸運な女性は誰ですか?
ええ、あなたが好きな人と上手く付き合っているのなら、
私は、それを応援するだけです。振り向いてなんて、言えるはずがないのです。
私の願いは、あなたに無事でいてもらいたい事。笑っていてもらいたい事。
そのためならば
私はあなたに尽くします。
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大好きなあなたに
抱きすくめられた時
あなたの薫り
あなたのぬくもり
あなたの鼓動の速さ
覚えてしまった
背中に回された
腕の力のほどよい快感も
広い胸に顔を埋めた安心感も
忘れられない
もうきっとないけれど
出来るなら
忘れないうちにまた
あなたのぬくもりを
感じたい…
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ほんとは
独りはイヤなのに
なぜか
独りになりたくて
自然と向かった先は
暗闇の中
ちっぽけな公園
寂しいブランコ
自分で 自分に
語りたかった
今夜は
恐ろしいほどの濃い雨雲で
私を包んでくれるだろう
孤独な世界へ
私を連れてゆくのだろう