漆黒の毛並みをした上品な雄猫闇のような瞳をして私を誘惑するの深紅の舌をぺろりほんとは誰のための毛繕いなのか飼い主を定めない黒猫は気まぐれに構う今度はいつ私とじゃれてくれるのか黒猫の魅力に堕ちた私を嘲笑うかのように高鳴き ひとつ今日も私の切なさを煽る
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