詩人:トケルネコ | [投票][編集] |
空がけぶっておる
靴下がひとつ川下で揺らいでいる
名前のない犬が名前を欲しがって哭いておる
わしはただただ走った
行くあてもなく歩いた
こけつまろびつ眠った
宝くじの当選番号はわしの電話番号だった
夕暮れ時にそぅっと かけてみた……
わしがでた
わしがわしに云った
『なさぁたなゃ(核爆)』
チェーンメイルがその日からひっきりなしに漂着した
にちゃにちゃと嗤う漢がいた
わしはるんるん♪とスキップ♪しながら♪ぶん殴った
西からダンプが突っ込んできた
東から二宮金次郎の銅像を背負った二宮金次郎似の銅像が・・・
ここでフッと夢から醒めた私は冷蔵庫を開け、冷えたホモビデオを取り出すと
おもむろに側転をした
だから
だからなんだ
だからなんだと思うなかれ
これは
これはなんだ
これはなんだ何なんだ一体
(-_-)v