詩人:トケルネコ | [投票][編集] |
頭振り絞って(真心)って書いてみた
蟻がいっぱいついてきた
レトロな鐘が裏辻に響いて
ミズスマシが渡ってゆく夕焼け空
アコギな私は自転車駆って
虹色シャボン玉
髪振り乱して[真面目]を背負い投げた
キンピラゴボウの匂いがした
ミシンの音がする宵の坂
エンコウ少女は夜に翔ばされ
ムシロの乞食は涙を浮かべて
虹色シャボン玉
頭可笑しいピエロの鼻付けワッハッハ
トナカイ連れてエントツ潜ってウッフッフ
あたしはあたしにプレゼント
大事な大事なあたしの靴下あげませぅ
胸膨らませて{汁だく}って叫んでみた
お肉がカケラも入ってなかった
パンツにレェスを縫い飾り
黒電話ジリジリ陽に焼いて
子猫と屋根から飛び降りたら
神さま吃驚りクシャミして
ほら、
虹色シャボン玉