詩人:メロンソーダ | [投票][編集] |
どんなに速く走って逃げても
時間にはすぐ追い付かれちまって
その瞬間には立ち止まれなず
時間が僕の背中を押す
つまずきつまずきの僕を
スピーディーな彼女は置いていってしまい
毎日毎日
真っ赤な太陽は沈んでいく
早くしなきゃ
もっと速く
もっと速く
もっともっと
速く
走りぬけなきゃ
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ミシシッピほどの
でかい河の流れにのって
いかだにのって漂いたい
空をみて
うたたねをして
そしてたまに鼻歌をうたいたい
河の流れの静かな夜を迎えたい
何のことはない一日を過ごして
日の出と夕日に顔を赤く染めたい
ミシシッピほどのでかい河の流れにのって
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ネガティブな僕にきみが教えてくれた
幸せはかめばかむほど
あまいんだって
最近
僕は薄れてくる思い出から目をそらし
バカなこと言って笑ってみせてる
不幸せなわけじゃないけど
幸せをかみしめる事もない
のうみそ白子みたいになってきて
最近人の悪口を言って笑うようなった
プライドというプライドは全部ごみ箱に捨ててしまった
君は
露骨に僕を行動的にしてくれていた
君が隣にいるだけで
米粒一粒の幸せを
百回はかみしめられてた
僕はまた
小さな幸せを
君の隣で
かみしめたい
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誰かが空で
冷たい雲をかき氷機にかければ
僕らの街に氷が積もり
僕は道を滑らないように自転車をしんちょうにこがなければいけない
朝窓のカーテンをあけると
雪だるまさんがそこらじゅうの玄関でこっちを見てる
誰かが空で
氷に甘いシロップをかけたら
氷がヒタヒタになって
氷のかさがだいぶ減る
雪だるまさんもとろけちゃって
そんな光景を太陽が見にきたせいで
氷がどんどん溶けちゃって
ねぇ
早く食べないと
氷ぜんぶ溶けてなくなっちゃいますよ
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今日笑ったことが
昨日のこととなり
そしていつのまにか
遠い思い出になってる
時間がたって
僕の愛しい
ついこの間が
いつのまにか遠い
遠い思い出になってしまった
いつのまにか
また冬が訪れてしまった
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ぼくはちゃぼに
えさをやった。
えさをもって
ちゃぼごやを
まわると
ちゃぼも
まわった。
ちゃぼって
くいしわんぼう
だとおもった。
もういっかい
えさをもって
ちゃぼごやを
まわると、
ちゃぼも
まわりました。
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新幹線のスピードで
走り抜ける人がいるなら
僕は鈍行列車のスピードで
ナイフのような
鋭い人がいるなら
僕は球のような鈍さで
熱湯のように熱い人がいるなら
僕はぬるま湯の温度で
頑張れと喝をいれる人がいるなら
僕は無理するなといいたい
僕は休憩所のような
人になりたい
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あいたいって百回いったら
あんたは会いにくるっていうのかい
一緒にいたいって百回いったら
あんたは一緒にいてくれるていうのかい
あんたの名前を百回いったら
俺はあんたでみたされるっていうのかい
んなこたない
んなこたないけど
百回いいたい
そんな気分なんだ
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二度寝して
起きて昼に見た空が
バカみたいに青くて
あんまりびっくりした僕はおもわず笑って君に電話をかけようかと思った
雲がはしゃいで
世界地図を作り上げてる
テンション全開の日の光が葉も手も雲も透かしてる
みんなのテンションがあがってる
空の満面の笑みに
みんなおもわず笑っちゃう
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気付いたら僕は今日も
君を遠くから眺めて
風力発電が出来るほどのため息をついていた
僕と君は同じクラスだから
僕は視野に入る君が気になって仕方ない
MDから流れた曲が
君を取り巻くピンクのほわほわした空気の感触を思い出させた
僕は君を忘れたいんだと
ピノキオなみの嘘つき理由つけて
君を避けているけど
本当は君に話し掛ける勇気もないのさ
だから僕は
やっぱり垂れ下がった目とセットをする気もなくしたぼさぼさの髪で
君に話し掛けられるのを
ものほしそうにしているのさ
雨がふる中
君の乗ったバスが
濡れてる僕を
追い越していった