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メロンソーダの部屋


[63] 世界一格好悪い僕
詩人:メロンソーダ [投票][得票][編集]

適当で口ばかりの僕は
世界一格好悪くて

ストゥールに座る僕のコンバースは地面にべったりくっついていて

君のプーマのサッカーシューズは宙ぶらりんで

君が預けた煙草のフィルターは少し湿っていて

ライブハウスの地べたに座る君
横に座れと僕に指示して

君とのあいだはこぶし一個分で

言えない言葉
心の中で何度も君に語りかけて

僕はまた飲み物をこぼして

いつものようにJRがみつからなくて

別れ際なかなか離れられなくて

僕は世界一格好悪くて

僕は自分が大嫌いで

かっこよくなりたくて


僕は君を
そっと見つめてるんだ

2006/02/10 (Fri)

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