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メロンソーダの部屋


[75] エンドロール
詩人:メロンソーダ [投票][編集]

朝閉ざされた薄暗い家のドアを開けると
朝日は輝いて道を照らしている

遠くから風に乗ってやってくるメロディーと
鼓動が分離して生まれるビートで

死にかけていた神経細胞が
いつのまにかリズム刻みだしている

背後にはエンドロールが迫って来てるけど

終わりが始まりを示唆している

徐々に重なり合う個々の呼吸
徐々に高なり弾みだすエンディングテーマで

いつのまにか僕はまた駆け出そうとしている

2010/05/01 (Sat)

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