詩人:ゅぅゃん | [投票][得票][編集] |
雪景色と遠い空
窓枠から見える風景をただ眺めていた
勉強をするためのルーズリーフとペン
いつの間にか物書きを始めていた
ルーズリーフとペン
初めてでわなかったけど あの日から俺は書いた物を溜め込んでいた
インターネットも知らず見せる相手もいなく
一から十まで独りでやっていた
物書きが生活に溶け込むなんて考えてもいなかった
学校の授業中にカタカタと
テストの問題用紙の余白や裏の空白にまで
回答用紙の隅に書いてしまった事もあった
あの時が初じゃないだろうか
人に見られてしまったのは
人に見てもらったのは
確に授業での作文や詩もがんがん書く奴であった
だけどそうゆうケースでわなかった
悪戯書きと俺の言葉への感想が返ってきた時は正直おもしろかった
一面に広がる雪景色に墨を垂らして道をつくる
空からならはっきりと見えるでしょう
俺は遠すぎてちっぽけな存在だろうけど
そこに広がる俺の言葉ははっきりと見えるでしょう
理由後付けでわなく
今はっきりとわかった
あの日見た雪景色と遠い空は物書きに通じていたんだ