・・・勇気ある人びとの財産は
・・・・破壊しえても　
・・・・・勇気そのものは
・・・・・・破壊できない

なんて力強い言葉であろうか
なんて希望あふれる言葉だろう

フランスの正義の詩人

ヴィクトル・ユゴーは叫んだ

世界
テロリストと戦火に苦しむ人々
日本
相次ぐ自然災害に苦しむ人々

何があっても
ひとり一人が強くなれば
自己の利益だけでなく
他者のことで悩める
ひとりが増えてゆけば

この世から悲惨の２字を
無くしてゆけるに違いない

ユゴー生誕２００年

皆で勇気を考えよう

最高の勇気は
最高の慈悲になってゆく

ぼくらの人生
四通りの生き方

ひとつめは

闇から闇への人生

一生涯苦難に負け続ける
人生の意味も解らないまま
善の運を積むことなしに

ふたつめは

光から闇への人生

お金や物資にも恵まれ
地位や名誉も築き上げるが
人生の意味や死も解らないまま
最後は苦しみながら終わってゆく
善の運を使い果たして

みっつめは

闇から光への人生

最初は苦難の嵐が吹き荒れるが
決して負けない自身を築き
最後は安らかに終わりを迎える
善の運を日々蓄えながら

そして
光の人生で終えたならば
光の人生が始まりゆく

よっつめの
光から光への人生を
歩みゆくために

ふたたび
善の運を積んでゆく

あの日から
ちょうど６０星霜の

ときは流れる

平和の大切さを論じていても
軍国主義の国家権力の前には

耐えられず戦争に従った輩の
あまりに多い中で

唯一人

平和のために
人びとの幸福のためにと
行動し続けたあなたは

獄中で最後まで
不屈の精神を貫いた

１９４４．１１．１８

３畳の冷たい部屋で
あなたは
７３歳の尊き生涯に
ピリオドを打った

あなたの行動は　やがて
一人から一人へと
受け継がれてゆく

いまでは世界１９０の
生活文化の違う国や地域
いろいろな人々が
賞賛して行動する

たとえ
全世界の風をあつめ
全世界の雨雲をあつめ

消そうとしても
絶対にできないだろう

この正義の灯火を消すことは

あなたに最大に感謝
あなたに心から感謝

ありがとう・・・・・

みのりの秋
収穫の秋
味覚の秋

2004.11.18

今年もまた
フランスからの
ぶどうの恵みが
届けられる

解禁日を迎えた
赤ワイン

酸味の新鮮な
味わいと香りは

大地の恵み
自然の恵みを
感じさせる

あなたと私の
血潮のように
情熱あふれる彩

あなたと私の
シングル生活
恋愛の解禁日は

いつだろう？

月は西から出でて
東へ向かう

太陽は東から出でて
西へと向かう

人間の中にある
宇宙的感性

西より出でて東へ
この島国へ伝わった
宇宙的感性は

いま
太陽のごとく

東から西へと向かう

ぼくたちは何故

「当たり前のもの」へ
感謝していかないのか？

ぼくたちは何故

「感謝すべきもの」へ
感謝していかないのか？

　水　そして　空気

ぼくたちが生きるのに
絶対に必要な存在なのに

なぜだろう？

ダイヤモンドは
ぼくたちが生きるのに
無くてもよいもの

それなのに
なぜだろう？

みんな　みんな
目を輝かせて感謝する

ぼくたちは
もっともっと

大切なものに目を向けよう

この大切な「こころ」
みんなが持ってゆくこと

それが
平和の源泉

それが
真の幸福人生

正義を貫くものは皆

百獣の王　獅子

ライオンは百獣を恐れない

環境を破壊する悪い輩
戦争を美化する悪しき権力者
私利私欲の傲慢なエリートたち
正義のものを悪口する無知の輩

ぼくたちの周りには
ぼくたちを狙う沢山の
悪という百獣が
如何に多いことだろうか？

獅子の子が１００頭いて
それぞれが皆　百獣から
狙われたとしても

獅子吼によってみな
退散してゆく

ひとり一人が獅子の心で
何ものにも恐れない

正義の獅子になってゆく

勉強すること

それは

学んだことを
日常生活に生かすため

人間として
豊かな人生を送るため

試験を受けること

それは

自己を省みること
原点に省みること
己が前進すること

自己のこれまでの
ひとつの確認作業

一つの通過点

学問でも生活でも
文化でも芸術でも

すべては
人間に始まり人間に帰着する
ものでなければならないだろう

２８万人の友が学びぬいた
人間と生命と宇宙を貫く
正義と平和の普遍的原理

学んだ彼らと教えたぼくらは

ともに
より善く生きる
己の人生を省みる

そして　より善い人生を
生きゆくための原動力とする

いよいよ今日
試験日を迎えた

みんな がんばれ・・・

いま　ここに人間として
生まれてきたことに

最大の感謝

いま　こうして人間の
何たるかを学びゆくことに

最大の感謝

「全世界６０億の人びと
ものすごい人数だなあ」

みんな
そう思うかも知れない

でも　この星には
いったいどれくらいの
生命が存在するのだろう

ジャングルに生きる獣たち

高原や大空を飛びまわる
鳥や虫たちの自由の賛歌

７つの海を悠々と泳ぎゆく
魚たちの壮大な演技

ぼくらの暮らしの
縁の下の力持ち
無数の細菌たちの活躍

限りなくゼロに近い
可能性

人間として生を受ける
可能性

そうであるならば

あの戦争のなんと
愚かなことであるか

私利私欲に満ちた
傲慢な輩の
なんと多いことか

環境と生命
こころとからだ
宇宙と生命

いま
ぼくたちは
人間として

原点に還るとき
己を省みるとき

いま　詩を綴りゆけることに感謝

「諸君は私から哲学を学ぶのではなくて
哲学することを学ぶでしょう！
　思想を単に口真似する為に学ぶのではなく
考えることを学ぶでしょう！」

大哲学者カントは
よく学生に語りかけていた

「生老病死」という

厳粛な課題の前には

庶民もエリートもない

拝金主義
享楽主義

デマ週間誌などを
鵜呑みにする
精神の軽薄さ

「哲学すること」

この真の意味を育てない
わが国　日本

このツケが如何に大きいか

哲学革命の先駆者

２８万５千人の友と学んだ
人類の最高の哲理

平和の哲理
人間の為の哲理

みんな　ありがとう