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1956
戦後初の夜行寝台
復興続ける東西の街を
結ぶために登場した
「特急あさかぜ」
人々の希望を乗せて
東海道・山陽路を
走り抜けた
そして1958
全車冷暖房完備
濃紺の車体にクリーム色の帯
その華麗な姿は
「ブルートレイン」と呼ばれた
やがて異国情緒溢れる坂の街とを
結ぶために登場した
「特急さくら」
当時の生活水準を
はるかに上回る客室は
「動くホテル」と絶賛された
高度成長 オリンピック
オイルショック
新幹線・航空機・道路の整備
たくさんの時代の
たくさんの人や想いを
運びつづけた
ときは流れ
国鉄からJRへ
昭和から平成へ
バブル経済に皆が踊り
その後の長い不況
多くの人たちの心のなかに
たくさんの思い出を残して
もうすぐ終焉を迎える
旅への憧れをくれた
たくさんの旅情をくれた
彼らとは
もうこの春でお別れ
たくさんの夢を
ありがとう
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なんのために・・・
誰がために・・・
働いているの?
学んでいるの?
生きているの?
人間って何?
平和の道とは?
いろいろな愛があって
いろいろな価値観があって
それぞれの人生がある
「一番苦労した人が
一番幸福になる権利がある」
いつも そう思う
そんなことを伝えたくて
詩を綴りゆく日々がある
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「理想も実行も 将来も過去も
希望も後悔も 悉く今日に在り」
(国木田独歩「欺かざるの記」より、以下同じ)
今日はゆっくりして
また明日からがんばろう
そしてまた 次の日も
同じことを考える
「われをして 此の一日を
高尚に勇敢に熱心に
愉快に送らしめよ」
仕事しゆく日々
地域活動に走り
学びの道を進みゆく
きょうこそは
きょうこそはと
疲れて悩んで行動して
よくぞやったと
わが身を讃えるときがあり
いよいよこれからと
わが身を叱咤激励する日もある
いろいろな道を友と歩み往く
その一日一日の繰り返しが
とっても大切だと知る
厚い雲に覆われるような
日もあるかも知れないけど
太陽のように輝きつづける
自分でいよう
そうありたい
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あの早春の日から
もうすぐ1年を迎える
あの青々とした
あの清清しい
ぼくらを包んだ
やさしい青空
ぼくに詩心を抱かせた
あの美しき青空
木々が芽吹いて
小鳥たちは囀り
にぎやかに
ぼくら人間も
新しいときを迎え
変わりゆくもの
変わらぬもの
全てを包む青空
この自然の流れ
この生命の躍動
ひと 自然 もの
すべてのことが
麗しき 春の舞
けれども これだけは
来てほしくないと願う
花粉の舞
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世界中の人たちに
愛されるブラウンカラー
色名称に使われるほど
温かみのあるカカオの色彩
それは
生命を育む
母なる大地の色
たくさんの命の楽園
生い茂る木々の色
街のショーケースを
彩る日はもうすぐ
しかし 原料をたくさんつくって
私たちに送ってくれる彼ら
そして 子どもたちは みな
どういう気持ちで
この日を迎えるのだろうか?
発展途上の子どもたち
いまだに 味わうことさえ
見ることさえ
できない その彩り
ああ 1日も早く
甘い味覚と色彩に
喜ぶ彼らの笑顔に
接したい・・・
彼らにこそ贈りたい
希望のブラウンカラー
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とんでもない輩
いや
飛んでもいる輩
きみ達が
とびスギたお陰で
「荒れる犠牲鼻炎」
(アレルギー〜・・・略)
今日も
白い攻撃部隊が
ぼくの身体を
かけまわる
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新春を迎えて
希望に満ちた睦月
早くも ふた月の
ときはながれ
春を待ち望むとき
それが 如月
それは
ときの流れの
早いことを
春の舞を
待ち望んで
ひとときの
冬から春への
一幅の名画を
観るかのごとく
感じ取る
季節の芸術
躍動のとき
それは
ひとつの生命の
芸術
ひとつひとつの
たましいの舞
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われ いま思う
このときに
われ いま誓う
喜寿を迎えた
あなたに誓う
「何があっても決して
負けない自身を築きゆくのだ」
若き日のあなたが
誓い行動した如く
われ いま一歩
前進し往くことを・・・
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何処の学校にも
何処の組織にも
何処の会社にも
必ずいる厳しい
先生 先輩 上司
働きながら学びゆく日々
なかなか単位を出さない
厳しい先生
でも それは
料理に譬えるならば
お刺身についてくる
わさびのようなもの
3回目にして
ようやく通った
わさび科目
魚の味わいを
引き出すように
きょうから また
わさびを付けながら
学びの味わいを
引き出していこう・・・
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きょうも世界の何処かで
起こっている戦争の惨禍
消費削減(リデュース)
再使用(リユース)
資源再利用(リサイクル)
修理(リペア)
4R
限りある資源を有効に・・・
みなで公平に分担・・・
そうすれば
資源をめぐる争いである
戦争は起きないだろう
環境問題と戦争は
切っても切れない関係に・・・