詩人:evans | [投票][編集] |
ぼくらは文字を読んでいる
ぼくらは文字を書いている
いつも当たり前のように
当然のごとく何も思わず
当たり前のように
緊急の連絡先が判ること
食べてもいいものと
いけないものが判ること
安全な方法が判ること
危険を回避できること
みんな みんな
文字のお陰なんだよ
でも それを知らない為に
不幸になっている人
命を落としてしまう人
たくさんいるんだよ
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偉大なる母に感謝!
家族を護りゆく
強き母よ 万歳!
そして
万物の産みの親
母なる大地よ 万歳!
あなたの慈愛は
あなたの忍耐は
あなたの労苦は
昼夜を問わず
この世に生きるもの
この世を歩みゆくもの
すべてを照らす太陽
すべてを導く灯台のように
子等を産み 護り 育て
慈愛の光を注ぎゆく
権力の犠牲になり
涙を流しつづけた
この世の母たちよ
ああ あなた等は
なんと偉大な存在か
なんと麗しい存在か
もし この世の中に
あなた等がいなければ
子どもたちは ぼくらは
どうなってしまったことか?
太陽に 大空に 大海原に
森林に 河川に 湖沼に
そして
きょうも地道に歩む
名もなき一人の母に
捧げたい
たくさんの たくさんの
薔薇の花束を・・・
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ぼくらは憩う
ぼくらは安らぐ
永遠の遥か昔より
悠久のときを過ぎて
生い茂る
あなた方の
緑の大樹の木陰で
ぼくらは気付く
ぼくらは考える
永遠の遥か昔より
ぼくらを見つめ
護りつづけてくれた
あなたのもとへ
いま
あなたのもとへ
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あの頃にしか
できないことがあった
あの頃だから
できることがあった
あの頃は
あの頃は
見知らぬ大地に
想いを馳せる
わが身 わが心
あの頃
北へ南へ東へ西へ
さすらう わが青春
あの頃だから
あの若さだから
行くことができた
さまざまな地域
そしてその感性を
いつまでも胸に刻む
しかし いま
わが若き時を悔いる
それは唯一つ
学びの青春
自身を磨く青春
いま 気付く
学ぶことの
そして
磨きゆく人生の
大切さを
今おもう
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詩が生まれないとき
それは
詩心が働かないとき
なぜ働かないの?
忙しすぎて忘れ去られるもの
それは こころ
「こころをなくす」と書いて
いそがしいと読む
日々日程に追われて
忘れかけた詩心を
いま もう一度 探してみよう
ある哲人いわく
忙しい時ほど人は磨かれ
そして鍛えられる・・・と
もう一度 原点に省みよう
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ストレスが多い社会
ストレスを受けながら
元気でいられる人
疲れきってしまう人
治らないでつらい人
さまざまだね
いま振り返る
ぼくの一年間
あの初夏の日から
戦いは始まった
決して周りからは
理解されることのない
理不尽な日々
そして
自然界に厳然と繰り返される
弱肉強食の世界に生きる
さまざまな生き物のごとく
縛られる苦痛な日々
詩が浮かんでこない・・・
考えが纏まらない・・・
一人の人間の存在は
ひとを善い方向にも
ひとを悪い方向にも
導いてしまう驚異的なもの
きっと この部屋の
たくさんの仲間も
そうやって日々
耐え忍んでいるに
違いない・・・
人間ほど温かいものはない
反対に
人間ほど恐ろしいものもない
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小さな子ども達から
おじいちゃん おばあちゃんたちまで
着物姿につつまれたお姉さん
Tシャツ姿のお兄さん
家族連れや恋人たち
見るものに生きる勇気と
たくさんの希望を
与えてくれた真夏の夜の
輝ける宝石たち
たくさんの人たちの
悲しみや喜びを包み込む
真夏の夜の宝石
昨秋 霊山へ旅立った
おばあちゃんへ
いまメッセージを贈ろう
「おばあちゃん!
天国から見る東京下町の花火は奇麗ですか?
幼少の頃 怖がる僕の手をつなぎあなたと
信州佐久の花火を見に行きましたね!
今夜一瞬にして花火は終わったけど
この夜空のどこかにあなたは輝いて
いるのでしょうね?きっと」
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暖かな秋の一日
仕事を終えて
地域の友を訪問
お互い多忙だけど
ひとときのつかの間
晩秋の下町の夜空のもと
自宅のスピーカーから
流れ出る
郷愁のメロディー
マイルス デイヴィス
そして
ハートフルなヴォイス
「chie」「paris match」
缶ジュースを飲みながら
ひとときの空間
音楽を語り合うこと
何年ぶりのことだろう
あのときの自分に
有りのままの自分に
出会えたような
秋の夜のひととき
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誕生月を迎える2日前
あなたからのメッセージ
神無月の真夜中
液晶画面の向こうがわ
まだ見ぬ貴女を思いながら
毎晩キーを打ちつづける
まだ会っていないのに
あなたには
なぜか何でも話ができた
まだ半月なのに
あなたとは
なぜかずっと
一緒に居るかのよう
誕生日
あなたと出会った
午後のひととき
都心のオアシス
〜坂の街「神楽坂」〜
路地裏の和風喫茶「saryo」
カフェの向かいの席で
あなたは微笑んだ
価値観が一緒と微笑んだ
あなたとわたしの
すきなもの
おなじブランドの香り
印象派の描いた
優しい絵画の感覚
あなたとわたしの
いだくゆめ
温かく信頼できるひとに
出会いたい
地域や社会の中で
師匠とともに
ひとびとに
やすらぎを与えたい
趣味や嗜好など〜
運命的なものを感じた
あなたとわたしの
つらいおもいで
仕事のこと家庭のこと
自身のこと〜それぞれに
いろいろあったと
思うけれど
いま これから
あなたとおなじ感性で
あなたとおなじ価値観を
いつまでも
大切にしていきたい
いろいろな思い出を
ひとつひとつ
刻んでゆきたい
いつまでも
大切にしたい
秋の日の午後
あなたとの出会い・・・
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いつも画面の中で
観ていた風景
いつも画面の中に
感じた二人の物語
10代の頃
あこがれていた
ビルの谷間の
二人の恋愛物語
古くから歴史を刻む
皇居を望む
ひるどきのビル街
あのときの風景が
あのときの物語が
いま現実に
いまここに
広がりゆく・・・
秋の日の一日
いま
あなたとともに