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夜窓の外から
秋の歌が
聞こえてきた
ああ
秋虫の合唱
ああ
さわやかな
夜の音楽会
なんて
素晴らしい
夜中の合唱祭
ぼくの季節の到来を
喜んでくれるが如き
あなたの誕生月を
祝ってくれるが如き
大自然からの
贈り物
ああ
なんと素晴らしき
魂の歌声なのか
平和の曲なのか
この子守歌に
誘われて
ぼくは
素敵な夢を見る
(2007.9.3)
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あなたも好きな
その味わい
ほろ苦く甘き
その味わい
遥か遠く
ガーナの地より
カカオの豆は
世界を渡り
たくさんの
さまざまな
職人たちが
それぞれの
芸術を生み出す
大好きな
あなたから
贈られた
洗練された
その味の芸術は
なめらかな
口どけと
芳醇な味わい
この一粒ひと粒が
あなたからの
かけがえのない
愛のプレゼント
ああ
このカカオ豆を
つくってくれる
あの国々の
人たちは
そして
子どもたちは
いったい
どれくらい
この芳醇な味わい
感じられるのか
戦火に追われ
住まいを追われ
ああ
一日も早く
この子たちにも
芳醇な一粒の
味わいを
与えていきたい
あなたと喧嘩した
次の日に贈られた
ほろ苦き甘い
愛のプレゼント
ありがとう
これからは
あなたとともに
世界の幸せ
子どもの幸せ
平和の種を
蒔いていきたい
そして
皆の個性で
この職人たちのように
平和の一粒
つくりゆきたい
(2007.9.3)
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桜のトンネルを抜けて
新緑の中をひた走り
真夏の太陽に照らされて
色付いた落ち葉の中を
極寒の吹雪く大地を
進みゆく
あの列車のように
大地を走りゆく
あの列車のように
沢山の人の夢や希望
沢山の人の悲しみと絶望を
乗せて走りゆく
あの列車のように
僕たちも
目的地に向けて
進んでいこう
晴れた日
大雨の日
豪雪の中を
平坦な道を
急勾配の道程を
進みゆく列車の如く
どんなときも
仲間を連れて
進んでいこう
東西南北
縦横無尽に
海を越えても
伸びゆく鉄路
張り巡らされた
軌道を頼りに
あの列車が
進みゆくように
僕らも人生の師が
建設した鉄路を
人生の軌道を
仲間とともに
進んでいきたい
そして
まだ伸びぬ
未開の地へ
今度は僕らが
師匠に代わって
鉄路をつくりゆこう
人生の軌道を
つくりゆこう
大切な
あなたとともに
善という終わりなき
終着駅目指し
歩んでいこう
(2007.9.3)
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ああ 偉大なる
わが師匠の
長編詩に感謝!
その詩は
自身を省みること
自身を勇気付けること
悩める友に希望を
送りゆく原動力に
社会を正視眼でみつめ
社会を変革しゆく
原動力となってゆく
わが生命を
大きく 大きく
揺さぶるのだ
そして
わが使命と責任を
感じさせてくれるのだ
ああ 朝顔の詩
詩を読んで僕は
文化大恩の国である中国への
感謝の想いを教えていただいた
そして
朝顔の世界に広がるがごとき
われ等が信ずる偉大なる哲理が
世界に広がりゆくことを想い
新たに歩み始める決意を感じる
ああ 芒の詩
詩を読んで僕は
芒の偉大さ 逞しさ
感じさせていただいた
普段は感じることのない
その 芒の使命と役割を
教えていただいた
それは
核家族化や少子化が進み
地域社会の教育力が低下
人のつながりの大切さを
目に見える大木ばかりが
脚光を浴びてゆく時勢
本当に強いのは
人のために健気に動く庶民
本当に偉いのは
地位でもなく名誉でもなく
人のことを考えて
祈り行動できる庶民
本当に幸福なのは
お金や財産だけではない
こころへの貯蓄
何があっても負けない
そう思い自身を高めゆく
祈り行動できる庶民
大木という虚栄に満ちた
この現実社会において
いつも
笑顔と感謝を忘れずに
健気に日々を生きる私たち
その私たちこそが まさに
芒そのものなのだと
そう僕の心に響き渡った
今まで感じられなかった
芒への熱き思いと感激が
いま
僕の身体を駆け巡る
ああ なんと美しき
秋の情景であることか
この詩をいただき
芒を見たならば
きっと 感無量に涙が
あふれ出てくるに違いない
それは
どんな映画の
クライマックスシーンよりも
どんな小説の場面よりも
感激するに違いない
(2007.9.4)ああ偉大な詩に感謝して!Vol.2へ続く
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(ああ偉大な詩に感謝して!Vol.1)より続く
また芒の詩は
人材育成の大切さを
教えていただいた
大木は自らが立っているだけで
仲間を増やすことをしない
仲間を育てることをしない
でも芒は違う
群れになって助け合い
仲間を増やしていくからだ
大木という虚栄社会の中で
未来を担う子どもたちは
行き場を失いさまよう
その羅針盤は何処にあるのか
それは哲学を持ち行動する
麗しき家族しかいない
まずは僕が
後世を育む責任者として
立ち上がることだと
そう感じさせていただいた
ああ 朝顔の詩
ああ 芒の詩
なんて希望と勇気に満ちた
慈愛あふれる詩であることか
ただただ師匠に感謝!
偉大なる師匠に感謝!
偉大な価値創造という
教育学を学びゆく我が人生
偉大なる創立者とともに
自身を変革して社会をも変え
たくさんの友と笑い合いたい
そのために
きょうからまた労苦の道
一歩一歩 前進しよう
そして
愛しの貴女とともに
広大な芒を観にいこう
(2007.9.4)
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どちらがリード?
男性リードも良いけれど
あんまり僕が先に行くのは
僕が先に出過ぎるのは
きっと良くないから
だから 少し時間を置いて
あなたの後をついていこう
あなたもたまにはリードだね
ちょっと待って〜・・・
何それ〜信じられな〜い・・・
とあなたの声が・・・
ゴメンね!
遅刻の言い訳だったね!
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何気ない風景
日常生活の風景
何気ない出来事
普段の出来事
それは
ときに
いとも簡単に
見過ごして
流してしまい
無視してしまい
通り過ぎてゆく
2007秋
台風が過ぎた
9月二度目の
日曜日
残暑厳しい
東京の下町は
少し秋風吹いて
陽が降り注ぐ中
トンボを見つけた
我が家の
玄関前に
かかる鉢植え
いつもは
何気に通り過ぎる
当たり前の風景
でも
見つめてみたい
心を止めて
見つめてみたい
そこには
秋の始まりという
自然の営みが
厳かな生命の儀式が
一幅の名画のように
感じられる
そこには
厳然と家を守る
母の姿がある
母の生きざま
というドラマが
そこにはある
鉢植えの中に
厳然と姿がある
還暦を過ぎて
五年という
歳月を生きる
強き母の姿が
何気ない風景
それは
感謝へと変わり
やがて
芸術となって
人々に伝わりゆく
(2007.9.9)
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女神像に見守られた
自由の象徴の街
文明の発達の
先駆けの街
黒人と白人が
ともに暮らす
人権闘争の
歴史刻まれた街
ジャズの街
そして貴女が
自由の舞い
平和の舞い
舞台に立った
芸術の街
そして
6年前のきょう
全人類に
人間の醜さを
人間の尊厳を
知らしめた
映画ではない
あの出来事が
事実として
起こった街
9.11
世界が悪と
戦い始めた日
この人類の
再出発という
意義ある日に
いま
平和を守る
フォートレスは
いずこに?
ああ
偶然なる出会い
それは
2003.4.1
貴方も貴女も
僕もともに
あの歓喜と息吹
満ち溢れた
キャンパスに
希望と決意で
臨んだ事実
その事実を
きょう9.11
初めて知ったのだ
皆で平和の舞台
歩んでいこう
(2007.9.11)
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休職前に
あなたと出会い
休職前に
あなたと戦い
あなたと
深い仲になり
あなたと
ケンカもした
この病が
この入院が
この期間が
あなたとの距離
縮めてくれた
そして
すべてが希望に
変わっていった
すべてが祈りに
変わっていった
すべて前向きに
変わっていった
ありがとう
復職の朝に
こころから
感謝したい
この病も
この入院も
この期間も
そして何よりも
今日まで
支えてくれた
あなたに
こころから
感謝したい
(2007.9.18)
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貴女と出会って
もうすぐ3ヶ月
いつも
電波に乗って
やってくる
朝も昼も夜も
晴れの日も
雨の日も
台風の日も
嬉しい日も
辛い日も
電波に乗って
やってくる
燦々と降り注ぐ
太陽の街を
月夜に照らされ
星空の街を
東京の東と西を
結びつける
たくさんの電波
ついに今日
2人をつなぎ
育んでくれた
愛のメールは
1000を超えた
これからも
貴女は携帯の前で
笑わないでください
そこに
私はいません
笑ってなんかいません
千の電波に乗って
千の電波に乗って
貴女のメール
届くころ
東の空の下
いつも母に
怒られています(笑)
(2007.9.18)