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鎌倉より
京の都へは
十二昼夜の道のり
いよいよ
このときが
訪れた
すべてのものごと
すべての事業は
3代で決まると
いわれる
3000年に一度咲く
といわれる
優曇華の花のように
いま
このときが
訪れた
われらは
今日より十二日のあいだ
日夜にわたり歩きつづける
京の都の夜空に
輝きわたる
美しく優雅な月のように
名もなき庶民に輝きわたる
人間勝利の月を望むために
しかし
十一夜にして
その歩を止めたならば
どうして美しき月を
眺めることが
できるだろうか
最後まで決して
あきらめることなく
われらは
歩みつづける・・・
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ひとりが強くなること
それはみなが強くなること
みんなが強くなること
それは一人が強くなること
会社 団体 組織
家庭 地域 国 世界
いかなるところでも
それは同じことが言えるよね
だから
みんな
一人を大切にしていこう
一人を育てていこう
それが
しあわせと平和への
普遍的な価値観なんだね
きっと・・・
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大変な時代だ
不況で大変だ
などなど・・・・・
あちらこちらから
聞こえてくる
不平不満や愚痴
現実の叫び・・・
上司が 会社が悪い
政治が 経済が 社会が
家庭が 地域が 学校が
悪い・・・と
みんな
周囲に責任を押し付ける
反対と批判のみの
指導者や権力者たち・・・
そして
現実を直視せず
無関心な人びと
しかし
マスコミに左右されずに
あらゆる偏見に
左右されずに
現実をよく見ていけば
歴史をよく見ていけば
身近なところに
われらの希望はある
庶民の目線で考え
実践しているのは誰なの?
弱者や女性の視点で
行動しているのは誰なの?
他人の批判だけでは
ひびきの良い言葉だけでは
済まされない
何も変えることはできない
現場に飛び込み
汗まみれになりながらも
たくさんの約束ごとを
現実のものにして
われらの暮らしに
夢と希望を与えてくれた
彼らという
きぼうの灯台
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2004.7.2 夕刻 17:30過ぎ
日比谷公園をひとり歩く
きょう健診が終わった
昼下がりの午後のひととき
外堀を望む市ヶ谷から銀座へ
ひとり街を歩く
真夏の日差し 雲ひとつない青空
あと10日
これまでの長い戦いで
疲れた身体に
秋のごとき爽やかに吹く風は
何故だかとても心地よい
街中の旅行会社の営業所
夏季スクーリングの宿を取る
この大きな壁を越えれば
翌月には全国の学友との
一年ぶりの再会
その想いに
このラストスパート10日間
いよいよ勇気が込み上げる
JR有楽町駅を通り過ぎ
日比谷公園の緑の中に
わが身を置いた
まっすぐに吹き上がる
水飛沫が風に吹かれて
右から左へ流れゆく
19:30 新橋で友人と会うまでの
夕刻のひとときが過ぎてゆく
茜色に染まるビルの谷間
そして
夏の香りと噴水の音が
疲れたこころを癒してくれる
この濁った現実社会をも
浄化させゆく
善の連帯という名の噴水
この おおぞらに
人びとの安らぎと平和の
虹が架かりゆくことを
ただ願い 行動する・・・
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きょう7月3日
わが師匠が理不尽に捕らえられ
悪しき権力との戦いの始めた日
師匠の恩師らが戦争反対を
叫んだが故に不当に捕らえられ
獄中生活を終えて戦後の焼け野原に
一人立たれた決意の日
権力者たちは
民衆が連帯し
賢くなることを
最大に嫌う
それは彼らが
名誉や保身
財力や権威の
私利私欲に
汲々として
名も無き庶民の中に
飛び込むリーダーを
恐れるから・・・
迫害こそ偉人の証明
トルストイ
ガンジー
マーチン・ルーサー・キング
みな そうであった
善の連帯
人びとのしあわせと
平和社会の建設
あと9日
いま
ひとり一人が
輝くとき・・・
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「今日の問題は何であるか
戦うことである
明日の問題は何であるか
打ち勝つことである」
フランスの文豪
ヴィクトル・ユゴーは叫んだ
人生には
戦わねばならぬときがある
流血をともなう悲惨な戦争ではない
それは
わたしたち
ひとり一人が悪を責め
善を語りゆくこと
これまで
誰が庶民のために
誰が弱者のために
行動してきたのか
誰が本物の指導者なのかを
どのような状況であっても
いま
このときに
ひとり一人が勇気を
奮い立たせ語りゆく
最高の勇気は
最高の慈悲につながってゆく
いかなる偉大な事業も
ひとりの勇気の行動から
成し遂げられる
庶民が主役の勝利劇
翻れ民衆勝利の旗よ
勝利の日まで
われ戦いつづける・・・
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2004.7.5
数日つづいた
カラッとした
爽やかな銀座は
一変して
今日は不快指数
最高潮
夕刻のうだるような
蒸し暑さの中を歩く
都心のハイウェイの下
トルコブルー
シルバー
さまざまないろ形に
彩られ輝き並ぶ
インディアンたち
銀座のハイウェイの中の
乾燥した爽やかな
もう一つのハイウェイ
はじめて通るハイウェイ
ひとときの乾燥した
ARIZONAへの旅
ハイウェイを降りると
亜熱帯というわが国の
蒸し暑い現実に戻された
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2004.7.6
いまから61年前のきょう
わが尊敬する教育者二人が
軍部権力によって
不当に捕らえられた日
教育は「子どもの幸福のためにある」
常に戦争反対を訴え続けた彼は
小学校長として毎日のように
子ども達を校門で笑顔で出迎えた
そして
貧しい家庭の子ども達のために
身銭を惜しまずに握り飯を用意した
学校給食の始まりであった
彼のよき人柄に
もうひとりの教師が
熱き想いを寄せた
そして
彼らは人びとが幸せに
人生を営むためには
子どもたち
そして名も無き一庶民に
人間としての正しき哲理
平和の大切さを教えゆくことと
考え東奔西走した
悪しき権力者にとって
民衆が強くなるほど
恐いものはないだろう
獄中での彼は軍部権力と
真っ向から戦い73歳の
尊い生涯に幕を閉じた
そして もう一人の
教師は2年後の7月3日
釈放され
終戦直前の焼け野原に
一人立ち決意した
ひとり一人の幸福と
平和社会の建設を・・・
彼らの身命惜しまぬ行動に
感謝し彼らに恩返しをする為にも
民衆勝利の旗を高らかに
掲げゆくためにも
あと6日
最後まで戦い続ける・・・
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日付が変わる
2004.7.9
金曜日
われらの最高峰
山頂はもうすぐ
きょうも
雲を超え天空に連なる
世界の最高峰ヒマラヤは
堂々とその雄姿を見せる
われらも いま
庶民の善の連帯をもって
あらゆる困難を突き抜け
栄光の頂上を目指す
身命を賭けて軍部権力と戦った
わが敬愛する二人の教育者
ひとりの人間のしあわせを
ただ願って人生を捧げた
わが師匠
世界の大学・学術機関から
160の名誉博士号
そして360を超える
名誉市民証を受けた
わが師匠
彼らへの報恩感謝を
しゆくためにも
そして
民衆の中に燦々と輝く
勝利の旭日を望むためにも
あと3日 勇気の行動で
勝利の“おおぞら”を
仰ぎゆけ・・・
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「思い切り戦え
生命のある限り」
詩人シラーは叫んだ
釈尊によって
説かれた仏典には
世界の中心にそびえる
高山「須弥山」が説かれる
須弥山に近づく鳥は
金色となる
最高峰の生き方を
貫く人生は尊い
すべては一塵から
はじまる
もう一歩
あと一歩が
栄光への軌道
人類史上に燦然と輝く
私たちの最高峰は
いよいよ目前に・・・