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東京の下町の
上空にひろがる
澄み渡る青々とした
清清しい空
なんて爽やかな
青空であることか
今日ここに
決戦の朝を迎える
2004.4.2
埼玉 西武ドーム
5万人の若き陣列
決意の日から
今日でちょうど
100日の朝を迎える
なんて決意に満ちた
青空であることか
畏れなきこと
師子王の心で
歴史に残る未曾有の
大勝利の金字塔を
打ち立てる為にも
新たな民衆の世紀を
拓きゆく為にも
最後まで諦めず
われ走り抜く・・・
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平和と人道の連帯
名もなき庶民の
善の連帯を
成遂げるため
100日にわたる
地道な大闘争は
いま
終焉のときを
迎えた
自身の殻を破り
勇気をもっての
みなの前進は
ひとり一人が強くなって
強固な絆をつくり上げた
いま 金の汗を
流した私たちは
心地良い疲労と
歓喜に安堵する
天は爽やかな青空から
入道雲 積乱雲へと変わり
やがて 雷鳴とともに
ひとときの雨を
地上に降らした
それは我らへの激励か
それは我らが勝利の瑞相か
そしていよいよ最終章
あおぞら交じりの夕刻時
清涼たる風がそよぎ
我らの労苦をねぎらった
「いかなる戦いも最後の
5分ですべて勝敗が決まる」
ナポレオン
この思いで我らは
最後まで闘い続けた
強く成長した自身に 乾杯!
最高の絆に 乾杯
かたくなな団結に 乾杯!
ひとり一人の勇気の行動に 万歳!
そして
みんな みんな ありがとう!
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平和と人道の連帯
人間主義の勝利
われらの大運動に
日本が驚嘆 世界が喝采
堂々たる勝利の旗
君も勝った!
われも勝った!
二つの大きな潮流の中に
埋もれそうになりながらも
彼らだけが大きく
前進したのだ
夫婦に譬えるならば
彼らは陰の女房役
元気を無くした
夫にいよいよ
元気を与えゆく
そして
いままで通り
夫婦で仲良く
協力しながら
この社会の
日陰のところに
日を当てる・・・
それが この夫婦の
最大の使命と責任・・・
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2004.7.13
夕刻18:30過ぎ
東京汐留の上空
眼下に広がる港街
浜離宮 竹芝桟橋 晴海埠頭
築地市場 東京港
遠くに望むは
レインボーブリッジ
そして お台場
昼でもない
夜でもない
不思議なるとき
夕暮れどき
この広い空間に流れる
レッドガーランドの
JAZZピアノの響き
北の港町で聴いた
懐かしのメロディ
遠くに望む港と
立ち並ぶ倉庫は
13年前の夏に歩いた
小樽でのひとときと
重なり合った
この大海原を進みゆけば
あの懐かしの街に
辿り着くだろう
いまも運河近くの
あの石造りのカフェは
あのメロディを
奏でているのだろうか
あの夏の日のように・・・
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2004.7.14 昼休み
いつものように
みなで円くなって
弁当片手に談話が弾む
「小笠原へは飛行機は
ないんだよね?…」
「環境保護に力を注いでいるから…」
「だからカーフェリーもないんだ!…」
・・・
・・・
「28時間かぁ 遠いね!
ジェット船はないのかなあ?…」
「あるわけないじゃん!外洋だよ…!」
毒舌の彼女亡き後 若き彼女は答えた
ジェット船は普通船の
およそ2倍の速さで運行する
「確かに10時間も座席に居るなんて
だったらフェリーの方が何倍も快適だね…」
みなで大爆笑・・…
学生最後の冬休み 年末
北の大地へ旅立った
苫小牧へ向かう
サンフラワー「えりも」
船酔いの辛い思い出と
自由な学生時代の
よき思い出がよみがえる…
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草原と“おおぞら”と廃車
セピア色の雑誌切抜き写真を見た
何処の国だろうか 詩が頭に浮かぶ
追憶 遠い昔の情景
彼は沈黙したままじっと大地に佇んでいる
朽ち果てた醜い姿とある人は言うかもしれない
しかし歳老いたその雄姿から
さまざまなことを教えてくれる
ある人は古き欧州の重厚な石造りの
街並みを走り抜けた往年の雄姿を
ある人は新たなるアメリカ大地の開拓者達の
壮大な夢とともに走り抜けた往年の雄姿を
またある人は厚い鉄壁で分断された
自由を奪われた東欧の冷たい街を
そしてたくさんの日の丸の旗靡くなか
戦車とともに走り去るあの軍国主義の暗い時代を
思い出す
文明は私たち人間に多大な利便性と豊さをもたらした
しかし
それを利用する人間のこころひとつで
ひとは歓喜し
あるいは怒り悲しみ
あるいは不安に怯える
人々の距離を縮め ときを与えて ひとの心と心をつなぐ
反面 かけがえのないひとの命 精神を犠牲にし
この母なる大地をも破壊する
この大空と大地の挟間に堂々と佇む彼の雄姿から
環境と文明のみならず
人間と文明
人間と環境
いな 人間と環境と文明という三者一体の関係
これからの私たちに課せられたのも
彼はそれらを教えている
そう感じずにはいられない
(2004年3月)
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夏の香り
朝もやに煙る
都会のまち
ひんやりとした
カフェに漂う
目覚めの香り
燦々と降り注ぐ
真夏の太陽
青々と生い茂る
都会の中に佇む森
歩くわれらを包みゆく
緑のオアシスの香り
蒸し暑い うだるような
夕刻のひととき
夏祭りの屋台から
食欲をそそる
ソースの香り
夏の香り
それは
疲れきった
われらを癒す
自然の清涼剤・・・
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あなたへ感謝
いつも いつも ありがとう
はるか昔から
あなたは
わたしたちの
暮らしの道 世界と繋がる道
人びとの心をつなぎ
ものや情報を運んできた
あなたは
わたしたちの食文化そのもの
新鮮な魚介類など豊かな海の幸
あなたは
わたしたちのいこいの場
海水浴、マリンスポーツ
文学、絵画など・・・
あなたは
みなの心を豊かにする
あなたは
わたしたちの住む星の
半分以上を占める
人間と自然を育んだ
大いなる生命の宝庫
あなたは
わたしたちの環境をまもる親
大気とともに気候変動を支配
あなたは
わたしたちの暮らしの親
そして あなたは
豊かな未来を拓く人類共通の財産
あなたは
わたしたちの
友達 恋人 仲間 親
教師 先輩 師匠 恩人
わたしたちにとって
かけがえのないもの
あなたに感謝する
今日という一日・・・
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真ん丸く
橙色の
ほおずき
下町に降り注ぐ
真夏の太陽のように
夏のまちを茜色に染める
夕日のように
情熱に満ちた
橙色のほおずき
おじいちゃん
おばあちゃんの
古き時代より
今も変わらぬ
懐かしの彩
みなで揃って
笛を吹けば
情熱の歓喜が
われらを包み込む・・・
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さまざまな家庭・・・
さまざまな地域社会・・・
さまざまな学校・・・
さまざまな職場・・・
さまざまな団体・・・
みな 人には組織がある
みんな みんな
キャプ ストーン(頂点)を目指す
でも
みなが そうはなれないよね
経営者・為政者・指導者である君に
キャプ ストーンである君に
伝えたい・・・
君を支える幾千万の石ゆえに
君がそこに存在し得ることを
君よ みなに感謝せよ
底辺の一人を大切にせよ
そして
労働者・庶民・学生・・・である君たちに
キャプ ストーンの土台たる君たちに
伝えたい・・・
君たちが存在し得るがゆえに
全てが成り立っていることを
君が君として存在していることに
誇りを持とう 自信を持ってゆこう
そして
みながピラミッドの
全体であることを
自覚しよう 感謝しよう
ピラミッドのために
みなが戦い潤うことだ
誰人にも権利がある
ひとり一人に使命がある
だから
誰人も
ひとりを大切にしていこう