詩人:evans | [投票][編集] |
学びと実践という
通教の道
あなたと私という
対話の道
仕事と地域活動という
社会の道
親子・夫婦という
家庭の道
それぞれに
バランスを保ちながら
過去から未来へのびる
2本のレール
ぼくは
この人生のレールを
走りつづける
寒風の冬も酷暑の夏も
風雨にさらされる日も
長い峠路の中を
トンネルをくり返し抜けて
懸命に汽笛を鳴らしながら
幾度となく上りゆく日もある
しかし
トンネルを抜けて視界が広がり
太陽の光の中を
菜の花や桜の咲く春の風光の中を
大海原に輝く朝の陽に
照らされ輝きながら走る日もある
この2本のレールを
「人間」という「文化」という「平和」という
そして
「職場」という「地域」という「家庭」という
いくつもの客車を牽引して
ひた走る機関車のように・・・
ぼくの人生を歩んでいこう
わが師匠が計り知れないほど
沢山の客車を牽引しながら
走りつづけた この鉄路
今度はぼくが懸命に 走りつづけていこう!
(2010.4.12)