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[306] 旅での幸せ … 銘菓の思い出A
詩人:evans [投票][編集]

それは

疲れた旅人たちを
幾度となく
癒してくれたことだろう

それは

地元の人たちの
地域復興の熱き思いの結晶だ

疲れた旅人への
ひとときの労いの結晶だ

そして

留守をしてくれた
家族や仲間への感謝の結晶であり

農家や酪農家
作物や家畜たちへの

深き感謝の結晶でもあるのだ

学生時代の冬休み
夜行バスで訪れた

白壁が立ち並ぶ
歴史ロマンの街

鍼灸師の筆記試験が
終わった翌日に

息抜きに訪れた街

ときは流れて

鍼灸の全国学術大会で
滞在したアイビースクエア

カステラ生地に
包まれた優しき味わい

これを食すと今でも思い出す
これを見ると今でも甦る

美しき運河と柳と白壁の街

(2014年2月2日)

2014/02/02 (Sun)

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