詩人:evans | [投票][編集] |
ブルックリンブリッジを渡ると
きらきらと輝く夜の宝石が
ぼくの前にあらわれた
−4℃
イルミネーションに彩られた極寒の街
自由の女神に見守られた街
ジャズが一番似合う街
三番街地区 五番街地区
ハーレム行きの急行列車は
グランドゼロから北へ延びていた
A列車が走る地下空間
歴史と芸術にあふれた刺激的な街
そんな4年前の極寒の街を思い出したよ
虹の橋の向こうには
思い出の街が広がっていた
ぼくが6年間くらしていた街
ここも三番街地区と呼ばれていた
都鳥ゆりかもめが
虹の架け橋を越えて
静かに いつも職場と家を
送り迎えしてくれた
あれから14年… 思い出の店は消えていた
ときの流れは
暮らしを変えて
人の心も大きく変えるんだね
極寒の芸術の街で隣にいた あの人は
いまは もういないけれど
3年間という
ときが解決してくれたんだね
いまでは
ずっと大切にしたい あなたがいる
悲しみも喜びも
たくさん たくさん運んできた
この虹の架け橋は
きょうも多くの人の
喜怒哀楽を運びつづけているよ
あなたが銀色の翼に乗って
やってきた東京都 港区 海外
でも この次は必ずいこうね
自由の女神を観に本物の海外へ
2014年12月21日