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evansの部屋


[334] 東京都 港区 海外(台場)
詩人:evans [投票][編集]

ブルックリンブリッジを渡ると

きらきらと輝く夜の宝石が
ぼくの前にあらわれた


−4℃
イルミネーションに彩られた極寒の街

自由の女神に見守られた街

ジャズが一番似合う街

三番街地区 五番街地区

ハーレム行きの急行列車は
グランドゼロから北へ延びていた

A列車が走る地下空間

歴史と芸術にあふれた刺激的な街

そんな4年前の極寒の街を思い出したよ

虹の橋の向こうには
思い出の街が広がっていた

ぼくが6年間くらしていた街

ここも三番街地区と呼ばれていた

都鳥ゆりかもめが
虹の架け橋を越えて

静かに いつも職場と家を

送り迎えしてくれた

あれから14年… 思い出の店は消えていた

ときの流れは
暮らしを変えて
人の心も大きく変えるんだね

極寒の芸術の街で隣にいた あの人は
いまは もういないけれど

3年間という
ときが解決してくれたんだね

いまでは
ずっと大切にしたい あなたがいる

悲しみも喜びも
たくさん たくさん運んできた

この虹の架け橋は

きょうも多くの人の
喜怒哀楽を運びつづけているよ

あなたが銀色の翼に乗って
やってきた東京都 港区 海外

でも この次は必ずいこうね

自由の女神を観に本物の海外へ

2014年12月21日

2014/12/21 (Sun)

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