詩人:evans | [投票][編集] |
あの日 きみが
ターミナルステーションで
僕に見せてくれた泣き顔は
僕を信じて安心してくれた
そんな安堵と寂しさに満ちた顔
今日きみが僕に
見せてくれた泣き顔は
あの日よりも
さらに寂しさに満ちていたよ…
それは きっと
ときの流れと偶然とが
重なってくれたからなんだね
ターミナルで別れたあの日
そして
海峡を越えた街で別れた今日も
きみの瞳は潤っていたよ
出会うべくして出会ったんだね
そんな熱き想いを感じたよ
海峡の街は そっと優しく
そんな想いを
包み込んでくれたね〜
涙で霞んだ海峡の夜景
それは
あの日のきみの辛い思い
そして
僕の過去の辛い思いを
消してくれているんだね
暗闇の箱の中で
この詩をあなたに贈ります♪
2014年12月29日
東京行きのバスの中で…