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[37] 京の月 勝利を目指して
詩人:evans [投票][編集]

鎌倉より
京の都へは
十二昼夜の道のり

いよいよ
このときが
訪れた

すべてのものごと
すべての事業は
3代で決まると
いわれる

3000年に一度咲く
といわれる
優曇華の花のように

いま
このときが
訪れた

われらは
今日より十二日のあいだ
日夜にわたり歩きつづける

京の都の夜空に
輝きわたる
美しく優雅な月のように

名もなき庶民に輝きわたる
人間勝利の月を望むために

しかし
十一夜にして
その歩を止めたならば
どうして美しき月を
眺めることが
できるだろうか

最後まで決して
あきらめることなく
われらは
歩みつづける・・・

2004/06/30 (Wed)

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