君と付き合ってたときは

いつも一緒だったね


学校に行くのも一緒
手を繋いで笑いながら



学校にいても一緒
休み時間はいつも僕の教室にきてくれたよね



帰るときも一緒
やっぱり手を繋いで、笑いながら




休みの日も一緒
二人で海を見たり、いろんなところに行ったね




けど、もう二度と会えないんだよね




どんなに一緒に居たって、別れはやってくるんだ




会えなくなっても忘れないよ



二人一緒に過ごした時間を

こんなくだらない世の中には用はない



さっさと消えてしまいたい




けど、まだ消えれない




君との約束、果たしてないから




もう一度、笑ってほしいから




ただ、それだけ



それだけのために、生きてる

僕は雨にうたれるのが好き
僕から色んなことを洗い流してくれるみたいで

別に罪から逃げたい訳じゃないけど

こうしないと壊れてしまいそうだから……

いつでも傍に居てくれて
楽しいときは一緒に笑って
辛くて心折れそうなときは支えてくれて


それなのにちっぽけなプライドが邪魔をして
君を突き放してしまった
それを今更後悔してる
君がいなきゃ駄目みたいだ


もう二年も経つんだね
あの後も暫く僕を愛してくれていたけど
プライドが邪魔して君を受け入れれなかった
それをいま後悔してる


「大人になれ」なんて言ったけど
大人になれてないのは僕で
君のほうがずっと大人だった
そう気付いたときには遅かった


だから…
「ごめんね」って伝えたい
もう嫌われてるだろうけど
どうしても伝えたいんだ


今、僕は君が好きだから…

今日も嫌いな雨が降る
大嫌いな雨だけど、僕の思いを流してくれるようで少しだけ嬉しいんだ

ドシャ降りの雨はまるで僕の心を映しているみたいで少しだけ悲しいんだ


こんな日は君に会いたくなるんだ
けど会うことはできないからまた悲しくなって
そして心をも涙で濡らす

あの海で


二人誓った約束は守られるんだろうか




あと三年


君は覚えてくれるんだろうか




海に行くたび思い出す


君の言葉を




約束の日に

君は来てくれるんだろうか

またあの頃みたいに笑えるんだろうか…

あの日から君は変わってしまったけど


僕は何も変わっちゃいない


君には他に愛する人ができたけど


僕は君しか愛せない


年月はこんなにも僕らの距離を広げてしまった


残酷すぎるよ


ちゃんと僕を傷つけてよ


君のこと忘れてしまいたいから



こんなキモチなければ良かったのに…