| 詩人:朝凪 | [投票][編集] |
もう疲れたな
だいぶ疲れたかな
体がもう動かない
明日はくるんだろうか
明日もまた繰り返すのだろうか
なんのため
誰のため
何処へ向かい
いま僕は何処にいる
明日の天気は予測されても
明日の僕は誰にも予想つかない
疑問だらけの無重力感を味わいながら
またいつものように電車へ乗り
またいつものような顔になる
生きているとはつまらない事か
生きているとは辛い事か
幸せとは何か
幸せとは金か
幸せとは君か
幸せとは何も起こらない事か
幸せとは・・・
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人との出会いは不思議なもの
人との別れもまた不思議
縁
これは偶然なのか
僕の性格 君の思想 僕の価値観 君の誇り
全ての事が縁となり僕らは出会ったのか
ならばこれは必然か
今は理屈などどうでも良い
君といる幸せは事実
冬に訪れた天使よ
春とともに消えるな
君を深く愛してる
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みんなお前のせいで誤解してる
何故かみんな俺を寂しい奴にするんだ
喜んでくれる人もいるけど
俺はお前みたいな盛り上げができない
頑張っても空回り
嵐を呼んでみんな怖がる
お前がギラギラと派手に熱く輝くから
俺が寂しい影に見えるんだ
たまにはおいしい思いさせろよ
いや、まてよ?
おいしい思いをさせて上げられるのは俺の特技
お前みたいな派手さはないけど
皆に愛される要素はもってるぜ
だからもう譲れよ
また来年、みんなお前を愛してくれるんだからさ
それまで大人しくしてろよ、夏
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ささいな事で喧嘩になった
君を好きな苛立たしさ故だろうか
僕が大人げなく怒った事に
君はそれ以上に怒ってしまった
少し平行線が続き
何も無かったように話しかけ続ける僕
君は少し笑い、ふと我に返る
そう君は僕に怒ってる
やがて君は折れ 何もなかったようにはしゃいでくれる
君はいつも何も言わなくても許してくれる
僕も君が何をしてくれるのか解ってる
僕たちは愛を口にすることはないけど
いつも変わらぬ愛が僕らにあること君がそっと教えてくれるんだ
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最近なかった感情
ただあなたが大好きで
つい見とれてしまう
いつも
ずっと離れず 愛していたい
でも
あなたを待つ小さな手
あなたを包む大きな胸
あなたを幸せにする全てのものが崩れぬよう
でも
本当はもっと早く会いたかった
本当は今すぐに手をつなぎ
本当はずっとそばに居てほしい
今日もそんな思いをしながら いつまでもあなたの幸せが続く事を願う僕がいる
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待ち合わせ
手をつなぎ
笑いながら歩く
音楽をかけ
音漏れしながら通り過ぎる車
仲間と騒ぎ
日焼けした肌
夜はこれから
まだ成らぬ恋人
今宵打ち明けるのか
波音聞きながら
真面目に語り合う
いつもと違う雰囲気
仲間と素直に溶け込む
酔えど夜は長すぎて
若き笑いは止まらない
寂しい思いをぶつけ
激しい波音に掻き消された叫び声
朝になれば皆ねむたげに
けだるさに包まれ
また海に出る
9月よ来るな
この楽しさを永遠に
秋よ来るな
この寂しさは夏でなければたえられぬ
今よ この瞬間よ 夢のように消えないで
今は昔
そんな夏を僕も過ごした
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一つのことで腐ってはならない
叩かれ落とされても怨んではならない
絶望の中でも死んではならない
全て意味がある 全てを糧に
それは自分にしかできないんだ
人じゃない 全ては自分次第
進んで来た道を立ち止まるな
進んで来た道を退くな
頭をたれ 膝を抱えて縮こまるのは 飛び上がるための準備でなくてはいけない
雨雲を待つ龍のように
いまは時を待て
神経を集中させ 耐え忍び 緻密に行こう
されば勝てる だから負けるな