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神山ユウキの部屋


[131] Perfect blue
詩人:神山ユウキ [投票][編集]

斜陽は、緩やかさでもって街角に陰影を
僕は振り替える仕草で確認してた
通りすぎた日々だけを数えてた
明日、また一つ重ねては俯くんだ

柔らかい声で連れ去ってよ なんて
響く様に、軽やかな足取りは保てない
あの懐かしい夢の歩道から見上げた空は
完璧な青。完璧な青さ。

7月の透き通った風に口笛は
爛漫な笑い声を交わした二人の余情
完璧な青。完璧な青に佇む影

不確かさは優しく、微睡む様な記憶を
景観に置き去った

きっと、微笑に似た穏やかな心地を
忘れられなかった僕に、最後の切望を残して


あの懐かしい夢の歩道を、綱渡りのように無邪気に
残された会話に過去を描ければ
見上げた空は、完璧な青。リアルな青

消え去らないでいた。
俯いて笑った。
僕は笑っていた。

2018/06/02 (Sat)

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