僕は、もうすぐ旅立たなければならない貴女の存在しない世界へそこはきっと僕が人として存在できない世界その世界で僕はきっと戸惑う何故ならその世界で僕は人ではなく『物』そしてそこで出会う人々もまた『物』そう…その世界に人は存在しない在るのは『物』だけそして『物』は悪魔に操られ互いに争い壊しあうきっと僕も壊しあう悪魔が飽きて眠りにつくまでそしてもし壊されず帰ることができた時『物』を壊しすぎたそんな僕でも貴女は頬笑みかけてくれますか?
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