詩人:夢中人 | [投票][編集] |
貴方は何を求めて
何を伝えに
何を語るため
詩を書いたのでしょう?
答えは
色褪せる前の原色の貴方がよく知っていた
もう時は流れてしまったけれど
一つだけ言いたい
貴方は
無から集まり
一つの終を迎えるとき
貴方や貴方と同じ
言葉に魅せられた人々は
貴方達の為に最後まで
終わりをつける
先の周りをみてごらん
貴方が捜し出した
言葉には
その輪から無縁だった人々に
手にされることを意識して捜し出せただろうか?
身内の集大成でのまま
終わりを告げるなら
それを知らぬ人々は
手にすることは無いだろうに
僕ならこの生きる全てのモノに手に取られるような
詩人としての
言葉を探すだろうな
正直ださい
成功の先を見ないのは…
外部の馬鹿より
詩人:夢中人 | [投票][編集] |
この鳥は何時飛べるだろうか
生まれてはばたける時期は過ぎているのに
君の美しい羽の色は
もう見飽きるぐらい魅せられているよ
不十分だとまだ呟いて
苦しみながら翼の手入れをしているのに
君はまたそうやって空高く自由に舞い僕に魅せる
本当は既に飛んで行けるのだけれど
この黒い羽は僕は好きじゃなくて
君の鮮やかな色には不釣り合いだよね
もし、この翼が君と同じ美しい色ならば
君の近くでこの思いを伝えれるのに
もし、この翼が君が望む形成ならば
君の近くでこの思いを描けれるのに
あぁ こんなにも君を求めているのに
空さえも飛ぶことの出来ないちっぽけな鳥なんだろうか
この思いが消えてなくなるなら
自由を失ってでも
飛べない鳥のままでもいい
切ないのに君はまたそして華麗に飛ぶんだよね
この鳥は何時飛べるのだろうか…
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僕を慕ってくれた君は
今は随分と変わり果てて
君に感じたあの時印象は
やはり幻覚では無かったよ
認めるなんて言葉じゃ足りない位に君は僕の地平線に限りなく近い場所に居る
いや
僕が足手纏いになっているのかな?
競っていたわけじゃない
何故かふとそう思った
そう
僕は悲しいくらいに
君が手の届かない何処かえ旅立つようで
君の彩りを眺めている
嫉妬…
そんな気持ちが変わり果てた君に何もかわらない僕は感じてしまったよ
行かないでとは言わないから
たまには後ろを振り替えって言葉を掛けてくれないかな
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ぼくの名前は
どーる君です。
自分のおろかさを知りながらも人形のようにいつも笑顔です。
そうやって生きていれば悲しみは無いんじゃないかって思っているの。
ぼくの名前は
どーる君です。
未来をたくさんよそくして、見えないげんじつをさけているの。
でも時によちしないことがおきてしまうとパニックになっていじょうなくらいにみをかためるの。だってこわいから。
ぼくの名前は
どーる君です。
こうしてくりかえし名前をよばないと消えてしまいそうでこわいんだ。
かみさまどうしてぼくはつくられたのかな?
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この空は何時までも偽りを示さない
踏み慣れた大地
見飽きた景色
吸い過ぎた空気
関わった人々
何時に無く変わらないこの場所にため息を何度も漏らしたことか
けれど
いざ別れを迫られると何故か苦しいくらいに心が痛む
新地への期待に負けないくらいに依存の執着が僕の手を引いている
決して繋ぎ留める言葉一つも掛けてくれないくせに
そうやって心を痛ませるんだよね
四季折々に見せる色彩が新地には無いのは解っているよ
澄み切った静寂たる夜は夢でしか見れないことも解っている
けれど…
ね…
時が流れる限り
世の成り行きには逆らうことはできないから
顔を出すことを約束するからもう僕の心を病ませないでくれよ
時は金なり
この言葉が無意識にも現実を支配しているからさ
僕の心が冷めてしまっても何時か堕ちた場所は違うけど帰る場所を空けておいてくれ
変わらぬ偽りの無いこの空と共に時に縛られ生きていくけど…
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血に似た美しい赤
葉に似た恵みの緑
空に似た果てぬ青
この三原色に魅せられた僕は決して帰れぬ絵画へと吸い込まれた
情熱を語る闘牛場や純血に染まる歴史…
やはり赤。
気味の悪い茂みや悪夢に誘う奇生物…
やはり緑。
生を漂わせる海や潤しく綺麗な瞳…
やはり青。
盲目の人が羨むくらいのこの光景がこの世界に誘惑されてから
色彩…光さえも失ってしまえばどれだけ楽なのだろうかと与えられた恵みを裏切った
この絵画は素晴らしく美しく新鮮かつ汚濁で神聖な暗黙の三原色で描かれている
時が無になり息の根さえも止めてしまいそうな傑作の絵画のタイトルは
『視界に映える世界』
望んだ頃には彷徨い込んでいる
貴方にもその絵画が傍にあるでしょう
いや既に魅せられているか…も…
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素晴らしいなんて言葉が欲しいだなんてやるだけ無駄さ
貴方が思うほどヤツは素晴らしくないのだよ
頼りになるなんて言葉が欲しいだなんてやるだけ無駄さ
貴方が思うほどヤツは使い物にならないのだよ
貴方は恵まれなかっただけ
そう神は貴方を見捨てたのさ
世話妬く程の価値が無いからさ
理解したかい?
ヤツは可哀相な人ってことがね
ヤツは神が手を妬く程の失敗作だったから少しでも補えるモノを授けたのさ
失敗作じゃ生きる価値無いからね
理解できない?
だからさ、貴方が恵まれなかったのは
神が手をつける程の無い
傑作だったからなのだよ
人より優れるという事は与えられた可能性が活きているからさ
貴方にはそれを自ら手にすることができるから目に見える可能性が0なのさ
ほら
早く目に見えぬ可能性に手を付けなさい
誰よりも輝くモノになるだろうから
下を向かず前を見なさい
全ては貴方の目に見えぬ99%の可能性と僅かな努力で貴方は変われるのだから
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もしこの美に絶対的な保障が無いのなら
熱に溶けだす氷の様に
数億色の光を失ってしまいたい
もしこの音に絶対的な保障が無いのなら
風に消える生命の様に
言の響きを殺してしまいたい
鮮やかな虹が闇だとしても
聞こえる音色が黙だとしても
少しでも神が微笑むのであれば
不要な生身を傷つけてでもこじ開けてやろう
心さえ死んでしまってもいい
それ故無意味な我が身に備わるならば
絶対的な保障があるのであれば…
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『では女グセを消してやろう』
あぁ。頼むよ
『では気分屋を消してやろう』
あぁ。頼むよ
『では頑固を消してやろう』
あぁ。頼むよ
『では優柔不断を消してやろう』
あぁ。頼むよ
『飽きっぽい……おい、あんたこれも消してしまうのかい?』
…あぁ。
『そうしたらあんたはあんたではなくなると思うがいいのかい?』
…お願いするよ
こうして僕の中の僕を消してしまえば
愛する貴方は常に幸せなんだろうから…
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謝ることも許されないこの罪は
自分の汚れを物語っています
罪は常識に誠実な人が書き換えて消えてしまったのだけれど
罪人なる自分に追い打ちをかけた
私としたことが…
なんて言葉は言い訳に過ぎず
明日に望もうと…
なんて言葉は言い訳に過ぎず
改心。
改心。改心。
改心。
改心。改心。
改心。改心。改心。
改心。
改心。。。
罪に一粒の言葉も涙も許されず