詩人:夢中人 | [投票][編集] |
この色は知ってるかい? 青…冷たいときに使うんだよ
この色は知ってるかい? 黄…輝くときに使うんだよ
この色は知ってるかい? 赤…暖かいときに使うんだよ
この色は知ってるかい? 白…忘れるときに使うんだよ
この色は知ってるかい? 茶…苦しいときに使うんだよ
じゃあこの色は?
…
切なくも愛しい感じだね
恋の色…
じゃあこの色を使って紙一杯に塗ろうか
隙間無く一緒にゆっくり塗っていこうね
詩人:夢中人 | [投票][編集] |
何時ものように過ぎる日々
今日も貴方を見ていた
何時ものように過ぎる日々
今日も貴方を思ってた
何時ものように過ぎる日々
今日も貴方を見ていた
何時ものように過ぎる日々
今日も貴方を思ってた
明日も貴方を見ているのかな
明日も貴方を思ってるのかな
貴方は心を支配していた
心は貴方に染まっていた
詩人:夢中人 | [投票][編集] |
少年は歩く 夢の道を… 手には真っ白な地図を そこには日々歩むたび一つの扉への過程が刻まれ 自信と励みを少年に与える
少年は歩く 偽の道を… 手には真っ黒な地図を そこには失望を印した幾つもの扉への行き先が刻まれ 不安と恐怖を少年に与える
夢の扉に立っている年を重ねた少年を見る事無く 黒い地図を頼りに少年は歩みはじめた…
もしあと一歩前に進んでいたら 夢の扉を見れたかもしれません
貴方は黒い地図を手にしてませんか?
詩人:夢中人 | [投票][編集] |
虹色に輝く花を見つけた少年は 好きなあの子へ届けたい 時間を忘れやっと探しだした僕の宝物 これであの子も喜ぶだろう 少年は花を大切して駆けていった
虹色に輝く花を見つけた少年は 好きなあの子へ届ける今 花を手にするあの子を探しだした僕の心 もうあの子は悲しむだろう 少年は花を粉々にして帰っていった
少年の目には男の子と寄り添うただ赤い花を手にしたあの子が見えたから…
貴方は時間を掛けすぎていませんか?
詩人:夢中人 | [投票][編集] |
今日
少年は粘土でお城を作った 大きく見事な力作だ だれもが羨むすぐれ物 大事に大事に教室に飾った 少年は帰って母に自慢げに話した
明日
少年は粘土でお城を目にした ひどく残骸の欠片だ だれもが背く廃墟物 片手に片手に教室から投げた 少年は帰って家族を避けた
そう少年は誉められ妬まれお城を壊された それから少年は人を避け自信を失った
貴方は壁を乗り越えていますか?
詩人:夢中人 | [投票][編集] |
世界が歴史を刻んでる ほんの僅かな人材で 不正に尻尾噛まれ藻掻き 国の為だとか論理ぶってる 正直彼らに歴史を記す資格は無い しかし私は彼らの教科書の学力には適わない 口出す意味も蟻の戯言 世界が大きく偉大なら汚れた商品に任せていては 何一つ変わらない 偽・義・擬・議・欺… こんな文字にさらわれて 偽善ぶるのは 哀し過ぎる たった数人の人間がこの世を悪とし善とする 神様、人は何故今日ここに生を受けるのであろうか…
詩人:夢中人 | [投票][編集] |
君と久しぶりに会話をした 文字だけの言葉触れ合って あの頃の懐かしい愛しさ空回り 君の笑顔が過る心の中 優しさ変わらず話す君の 温もりを感じたいと思ってしまった 君が幸せで居るなら 哀しみ募らせていないのなら 今のままでいい そう思った
あの頃の懐かしい愛しさ無くして 君の笑顔が過る心の中 優しさ変わらず話す君の 温もりを感じてはいけないと思った 君が幸せで居るなら 哀しみ募らせていないのなら 今のままでいい そう思った
けれど 君に寄り添っていたいと…
この思いは今だけなのかな
詩人:夢中人 | [投票][編集] |
タール ニコチンを注ぎ込む 21から5のメンソールへ 満足感など 得られはしない 減ったのだからそのもの全てが そうこの温もりも優しさも 愛しさなど 得られはしない 貴方への愛も減ったのだから 何もかも減らしていく 増えたのは メンソールの甘味と 覚めた温もり
詩人:夢中人 | [投票][編集] |
窓を見れば 白い肌に長い黒髪の女性がこちらを見ている 青白い顔に乱れた髪の間から赤い目で睨みこちらを覘う ナイフを片手に忍ばせて 女性の下へ歩み出す 彼女はこちらを目で追い続ける 窓側のドアを開けると同時に彼女は両手を広げ迫ってきた すかさず忍ばせたナイフで切り刻んだ 彼女は目を閉じ寄り添い抱かれた 赤い瞳に流れる涙 『もう泣かないで』と囁き 彼女を強く抱き締めた 二人の足元には 切り刻まれた 長い髪束が風に流され 消えていった 彼女の孤独と哀しみと共に
詩人:夢中人 | [投票][編集] |
君の笑顔が眩しくて 死んだ心が和んでる 人を憎み警戒し拒絶した 殺した心が溢れ還る 避け恐れてた 人という物を瞬間にして姿を変えた そんな君の笑顔にはひどく自分を覆された もしその笑顔が真実なら 人を見つめ直して見ようかな 君のお陰で全てが分かった 君のお陰で今僕は此処に居る
『樹海』
君は死へと追いやった