楽に満ちた一時にそれは心を震わせ悲しみと引き替えに生命と笑みを奪った
込み上げるのを押さえようと煙草に火を付けた何度付けても貴方の思い出と共に消える炎
どんなに繰り返し思っても貴方はもう返ってこない
口を閉ざしただ日が暮れるのを待つ貴方を枯れ木だと思ってた幾つもの日々今こうして思い返すと貴方は大切な愛しい木だった
貴方がいつも座る安らげる場所に立つふと気付くと温もりと共に涙あふれた
どんなに繰り返し思っても貴方はもう返ってこない
たとえ目や口、身体がどこかに行こうとも心の中でそばにいる
2004/01/20 (Tue)