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夢中人の部屋


[130] 終夜乱華‐第51部想歌
詩人:夢中人 [投票][編集]

静かな夜 6弦の楽器を手に沈静歌を語り往く

其処に見えたのは穏やかな楽園

耳を澄ませば重々しい響きが楽園を無に還した

浮上し色褪せる光の玉は月夜に咲き誇る可憐な華

僕は暗い個室の中で もう観ることの無い最後の景色を記憶に刻まず夢に消した

夢は思い寄せる貴方と川の辺で愛を誓った

偽りの心地よさに身を任せ 現実の裁断に辛く愛しく

この夜は再び訪れることはない

この華は再び咲くことはない

この夢は再び訪れることはない

今日の刻に僕の心を分けておこう

『月夜の華は乱れやすい』と…

2004/08/15 (Sun)

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