五月雨に何時に無く 嫌悪していた 虹が空を駆ける頃 貴方に思いを告げられた 愛する人は居ないけど貴方を愛せるほど強くはないこの思いを虹の蒼に滑らせて貴方に思いを語ったら 貴方は笑みをし軽くお酌した 愛しき人を失った僕には貴方の後ろ姿が 霞んで見えた ら旋を駆ける思いを胸に貴方の背中を見送った 虹の蒼は青空と一色し 振り替える時には貴方は姿を消していた愛しき人を思い出し また一つ失わせたと虹を浮かべ五月雨した
[前頁] [夢中人の部屋] [次頁]