詩人:yu- | [投票][編集] |
雪のように真っ白な痩せ細った小さな体
それでも頑張って生きてる小さな命
一生抜け出す事の出来ない真っ暗な暗闇の中を歩くその姿
いつだか出会った、可愛い子猫
あたしは泣いていた
彼の胸の中で
『いつか、私達の元へ…』
そう願ったあの日
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あれから何年経っただろうか。
今でも脳裏に焼き付いている。
願いが届いたのだろうか?
神様はこの世にいるのだろうか?
今、あたしのお腹に宿っているこの命は…
『信じたい』ただそれだけで。
精一杯抱き締めて、精一杯愛してあげたい。
あの日出会った小さな命の分まで。
いろんな想いが胸を駆け巡る、
涙が、溢れる。
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空気のように、ただ何時間も
運転席と助手席に座っていて。
居る意味なんて聞かれても分からなかった。
手を握った事もなくて、
近くに寄り添った事もなくて、
目が合った事もなくて、
触れた事すらなく、
もちろん抱き合った事もないし
キスもした事がない。
終いには話すのもままらなかった。
ただ嫌われないように必死で
助手席に座ってい居ただけの、あの時。