詩人:雪依存症 | [投票][編集] |
知らず知らずに
かかってしまった魔法
勘違い、思い込み
きっと誰もがかかる魔法
お互いにかかってしまった
魔法が溶けた時
初めて魔法だったことがわかる
魔法だなんて
思わなかった
でも、
気づくことの幸せ
今度は
魔法ではなく
真実を手に入れる
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一度だけ言うから
よく聞いてね
普段は照れくさくて
言えないから
「ありがとう」
いつも思ってる
幸せな時間
一番大事な時間
貴女との時間
何よりも大切な時間
いつも
「ありがとう」
この一言
いつも言えなくてごめんね
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久々に降った雪
寒さが応えたね。
それでも
貴女の温もり感じたくて
手を握った
冷たい手
温めたかった。
「寒いね」
その言葉と
ふっと吐いた白い息
今思えば
ため息だったのかな
季節が変わった春
もぅ温める必要なくなったね
きっと
他の誰かの温もりで
今を生きてるのかな
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オレ何やってんだ!
もう終わったのに。
いつまで繋ぎ止めておくんだ!
あいつはもう前に進んでるのに。
あいつの方が辛いはずなのに。
それでも
前に進んでるのに。
オレ何やってんだ!
前も後ろも見ずに。
うつむいて止まったままで。
何やってんだ!
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あの時
会えたのに
あの時
伝えたい言葉があったのに
あの時
聞きたいことがあったのに
あの時
なんて思うのは
あの時
これでよかったんだって
思える日がくるかな
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君からもらったメール。
消去したよ。
いつまでも追いかけてしまいそうだったから。
君に依存してしまうから。
だけど、メモリーは消せない。
消そうとする自分、消せない自分
残してるとまた会えそうだから。
まだ好きだから。
もうどうすることもできないけど
あの時の時間がまだ流れてるから
まだ消せない。
まだ好きだから。
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ごめんね。
付き合ってる期間の割に一緒に居る時間が少なくて。
でも、想いは通じ合ってると思ってたんだ。
君からの突然の別れの言葉。
不思議と違和感がなかった。
きっと予感してたんだろう。
きっと認めたくなくて、押し殺してたんだ。
ほんとは感じていたはずなのに。
だけど、今でも君が好き。
もぅメールを打っても
電話をしても
返事がないのはわかってる。
いつか、全てを話せる日がきたら
君のあの時の想い
全て話してほしい。
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あの日とった写真。
展望台から見た海の景色。
あの時、同じ景色を見ていたはずなのに。
僕たちは違う海をみていたの?
海の先に見ていたものは違ったのかな・・・。
海を見つめる君の後ろ姿の写真。
君の見つめる先までは写せなかったみたい。
僕はわかってあげられなかった。
今、ようやくわかります。遅くなってごめん。
あの時に戻れたなら。
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雨が降り出した夜。
窓を閉めようとふと外を見た。
今まで気づかなかった綺麗な夜景があった。
もう、幾度となく見ていた景色のはずなのに。
決して高い場所ではないけれど、こんなに綺麗だったんだ。
何でもない日常にも新しい発見があった。
一つ一つを大切に。