その夜初めて月が蒼く見えた夜気付いたら歌を歌っていた(即興の名も無い歌)伝える筈の想いが歌となってこぼれていった(この歌は想いの涙)ぽろぽろとゆっくり歌う(ただ思い出すようにいつまでも)やがて大きな蒼い月にすいこまれたのか自分だけに意味のある歌はいつの間にか静かに去って行った
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