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カツラギ゛の部屋


[4] 虹のふもと
詩人:カツラギ゛ [投票][得票][編集]




雨上がり

電車の中

ケンカ中の君と僕

不機嫌そうに座る君

動揺する僕

何気なく窓の外を見ると

淡く淡く虹があった

「…虹」

という僕のつぶやき

君は速攻反応で窓に張り付いた

少しずつ色味を増していく虹

「虹、きれいだね」

君は笑顔で言った

僕も思った

虹が明日に掛かる橋なように

僕と君の間にも
橋が掛かったらいいのになぁ

とりあえずは、仲直りをしましょうか

虹を掛けるための土台を作りましょう






2009/10/07 (Wed)

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