詩人:愛勇者 | [投票][編集] |
前を向いて歩く。
東から西へ。
燃え尽きた太陽へ月が救いの手を伸ばす。
交わらない運命。
それすら逆らって。
そしたら神様は怒ってしまうでしょう?
想いは今日も明日も降っては海へ沈んでいく。
海の水位は年々上昇。
温暖化のせいなんかではないのです。
きっともう二千年くらいしたら南の方の名前も知らない島が消えていく。
そんでもう二千年くらいしたら僕らの証拠も消えていく。
なんかそれがいい。
命があれば命はつながる。
そのための性欲。
なんか誤解されそうだけど。
森の中で少女は歌います。
木漏れ日を浴びていつの日か大人になるでしょう。
大木に手を置いてばいばい。
(悲しい言葉とはまだ知らないはずなのに)涙。
傷付かないように天使に祈った夜は雪が降りました。
しんしん しんしん
指が痛くて温もりの大切さを知れた。
(それを天使の計らいと思うことにした)
傷付いた事実は太陽に差し出しました。
一瞬で掌で灰になったんでふっと吹き飛ばしました。
空に舞った灰の先に光があったよ。
君は太陽。
それなら僕は月。
あれ、交われないんだ。
んーとんーと
それなら僕は…